#11-4 聖者の晩餐 ページ26
朱「征陸さん!!」
常守が見つけたのは血の痕
≪誰かぁ!!助けて!!≫
朱「!!ゆき?」
征「今の声は?」
朱「行方が分らなくなっていた、私の友人の声だと思います…!」
常守と征陸は走る
するとそこには倒れている狡噛とAが居た
朱「狡噛さん!?とAさん!?」
征「A嬢!?・・・これは!!おいおい、色んな所にもらいまくってるじゃないか!」
『朱ちゃん!智己さん!話はあと!
応急処置の器具はある!?さすがに限界があるわ!』
征「あぁ、、待ってくれ!」
Aと征陸が話していると、狡噛が常守に何かを伝えようとしている
狡「もう一人、いる……お前のダチを連れて行った……」
すると常守はその方向へと駆け出した
征「何考えているんだ!監視官!」
朱「まだ事件が終わってないんです!」
『朱ちゃん!だめ!!!っ・・・慎也!!朱ちゃんに言ったわね!?』
征「どういうことだ?」
『・・・智己さん、確か応急処置できますよね?』
征「出来るが・・・後を追うのか?」
『私が行かなきゃ行けないんです・・・船原ゆきさんはそれまでの人質ですから・・・
慎也をお願いします!』
Aの腕を掴む狡噛
狡「い、いくな・・・」
『ごめん、慎也・・・』
狡噛の額に自分の額をくっつけるA
『また会えるわ』
そう言って少し困ったように笑うA
そして常守、槙島の後を追いかける
征「A嬢!!」
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宜「まるで戦場……いや、処刑場だ」
縢「こりゃ3人4人なんてもんじゃない
数十人……いや、下手したら100人近く死んでますよね。」
宜「ここに狡噛が誘い込まれた。」
六「大量殺人、虐殺・・・犯人の目的は?」
縢「・・・ゲームじゃないッスか?」
宜「!!?」
縢「え!?いや、この地下にやって来た時からずっと感じてたんすよ。
対戦ゲームのステージみたいだなーって。」
宜「バーチャルならともかく、生きた人間を使ってゲームだと?!」
その時デバイスが鳴った
征「こちらハウンド1!誰か聞こえるか?」
宜「こちらシェパード1。状況は?」
征「ハウンド3を保護した。生きているのが不思議な有り様だ
犯人は人質をとって依然逃走中。シェパード2が単独で追跡を続行し・・・
シェパード0もその後を追いかけた!急いでくれ!」
六「Aが!?」
宜「クソッ!了解した。その場を動くな!
すぐに救援に向かう。………どうやらそのくそったれな
ゲームとやらは、まだ終わっていないらしいな。」
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明里香(プロフ) - 13ー9話、かもそれないじゃなくて、かもしれないです。 (2022年10月7日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 13ー4話、ずぐにじゃなくて、すぐにです。 (2022年10月7日 21時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 8ー3話、ざらもじゃなくて、ざるもです。 (2022年10月7日 6時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 8話、真相の令嬢じゃなくて、深窓の令嬢です。 (2022年10月7日 6時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑(プロフ) - 名無し82480号さん» コメント気がつかずで申し訳ありませんー(;O;)!!名無し82480号さんのご希望に添えた形で槙島落ちになりました\(^o^)/貴重なご意見ありがとうございました!! (2015年7月31日 11時) (レス) id: 4915a855a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫苑 | 作成日時:2014年8月26日 12時