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8 Side Pit ページ9

シュンッ


行く場所も分からず転送され、目の前には大きな扉が。

結構大きな建物で、周りは植物に囲まれているけど……


ピ「パルテナ様、此処、何処なんですか?」

パ「え〜、自然王ナチュレのいる神殿です」

ピ「(´・ω・`)わあ」


嫌な予感が的中し、先程までは浮かんでいた笑みも引き攣る。


ナチュレがいる神殿、という事は、ブラピもいるだろう。

今さっき喧嘩した奴と会いたくなーい……。


パ「どうしたのですか? 早く扉を開けてください」

ピ「……はーい……」


ボクの心情くらいお察しの筈なのに……意地悪……。


パ「あ、ピットが此処に来る事は知らせてありますよ」

ピ「なぁんだ! それ、早く言ってくださいよぉ」


安心しつつ、扉を開ける。

来る事が分かっているなら、わざわざブラピと接触しなくて済むだろう。



ピ「あれ、そういえば、おつかいって何をすればいいんですか?」

パ「えっと……神のドリンク、ありますよね」

ピ「はい、あのボス戦前に置かれてるヤツ」


敵と戦う上で必須となる、体力の全回復アイテム……アレには何度助けられたか分からない。

けど、そんなアイテムが自然軍とどう繋がるのだろう?


ピ「それがどうかしましたか?」

パ「実は……あれを作っている天使は、自然軍所属なのですよ」

ピ「……え……それって、敵軍に支援して貰ってるって事ですか?」

パ「そうです。勿論、かなり多額のハートを支払ってますよ」

ピ「へぇえ……そうだったんですかぁ」


驚きと感嘆が入り混じる。
敵軍でも、ハートさえ払えば物資をくれるのか……。


……ん、ちょっと待てよ。


ピ「でも、今までボクが取りに行った事無いですよ? いつもはどうやって受け取ってるんですか?」

パ「転送して貰ってます」

ピ「……それなら今回も転送して貰えばいいじゃないですか……」


何故わざわざボクを遣うんだ……?;
しかも今日は少しとはいえ戦ったばかりなのに。


パ「それだと神のドリンクの料金の他に送料も支払わないと行けないんですよ。
……もしかして、仕事するの嫌ですか?」

ピ「い、いえ違います、すみません」

パルテナ様の笑顔の圧には勝てない(*´・ω・。)


パ「そうこうしている間に、神のドリンクを作っている部屋に着きましたよ」

ピ「は、はい!!」


神のドリンクを作ってるのって、誰なんだろう。

魔女っぽい奴でもいるのかな?




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

視点変わります

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降魔(プロフ) - お気に入り登録有難う御座います!🙏 (2022年8月19日 20時) (レス) id: 0646a3f0ae (このIDを非表示/違反報告)
降魔(プロフ) - お気に入り登録、15000hit超え、有難う御座います! (2021年11月15日 19時) (レス) id: 0646a3f0ae (このIDを非表示/違反報告)
降魔(プロフ) - お気に入り登録、有難う御座いますm(*_ _)m (2021年10月5日 18時) (レス) id: 0646a3f0ae (このIDを非表示/違反報告)
降魔(プロフ) - お気に入り登録、有難う御座います!! (2021年7月19日 17時) (レス) id: 0646a3f0ae (このIDを非表示/違反報告)
降魔@テスト前のため低浮上(プロフ) - お気に入り登録、有難う御座います! 続編の更新頻度、頑張って改善していきます……! (2021年6月27日 21時) (レス) id: 0646a3f0ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:降魔 | 作成日時:2019年8月9日 12時

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