［新･光神話 パルテナの鏡］ 〜狂った王女〜

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ハ「うらぁぁぁぁ!!!!」


ハデスの拳が空を切る。

皆、ギリギリでその攻撃を避けた。


ピ「パワーアップしてる!?」

ハ「そりゃあ当たり前っしょぉ。前の強さで負けたんだから、もっと強くなんなきゃ」

ブ「ピット、当たり前な事をわざわざ聞くな」

ピ「なっ……！」

シ「今の発言のせいで一気に力抜けたわ」

ピ「……えっと……ごめん」

『普通に謝るんだ。素直だねぇ』

ナ「素直じゃないとパルテナの部下なんて続けられんじゃろ」

『あ、そっか』

ピ「褒められてるんだかディスられてるんだか……」

パ「ピット、小さい事に気を取られてはいけませんよ」

ピ「はい！」


やっぱピット君は単純だな、うん。


ハ「……ラスボスと戦ってる最中におしゃべりねぇ」

ピ「あ、ごめんごめん！」

ブ「敵にまで謝るな」

シ「馬鹿丸出しじゃん」

『まぁまぁ、そんなに言わなくてもいいじゃない』


ピット君は単純っ子なんだから、責めすぎは良くない！

二人のピットイジりを制止する。


ハ「……おじさんは、できれば目の前の敵に集中してほしいなー」


……あぁ、そういや冥府神が前にいるんだったね、忘れてた( 'ω')

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