祓い屋の青年2 ページ4
祓い屋の青年
「みっ源先輩は好きっていうか憧れなのよ!
タレントやアイドルと同じ
手は届かなくても見てるだけで幸せなの
生徒会長だし
かっこいいし優しいし
頭も良くって...
源先輩...なんて素敵な殿方...」
自分の世界に入っている寧々はガチャっと誰かが屋上に入ってくるが寧々は気づかない。
「それはどうも...」
ここにいるはずのない人の声に思わず振り返り固まってしまう。
「えーと...脅かせちゃったかな...」
キラキラとまさに好青年と言わんばかりの姿に思わず脳の処理が遅れてしまう。
"源先輩!?"と叫びながら後退り。そしていきおいよく壁へと体当たりをしていた。
「寧々ちゃん大丈夫?」
Aがかけよるが寧々の頭はクラクラ。そして光が"兄ちゃん!"と呼びながらかけよる姿に再度衝撃を受ける寧々。
「君が八尋さん?初めましてかな
僕は源 輝 いつも弟がお世話になってます」
軽く挨拶する彼に目をキラキラさせ顔を赤めながら返事をする寧々にAは"百面相してるよ"と突っ込んでしまう。
「それで...君たちか」
目付きが鋭くなり花子くんとAを睨む輝。ピクッと二人は反応をするが、輝は気にせず光を呼びつけ屋上を出ていった。
***
「今日は勿怪の隠したもの探しに行くんだよね」
二人で旧校舎を歩きながらAは普に話しかける。
「そうだよー今日はどうする?
別々にする?一緒にいく?」
「別々のほうが効率良さそうかな。
白杖代貸して、なんかあったらお互いわかるでしょ?」
"わかった"って言いながら渡される白杖代を連れて勿怪の隠したもの達を探しの旅に出る。
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璃炎(プロフ) - 黒猫さん» ありがとうございます。出来るだけ早く更新していけたらと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。 (2020年3月7日 9時) (レス) id: 138083c01a (このIDを非表示/違反報告)
黒猫 - 続き気になります!体調気をつけて更新頑張ってください! (2020年3月7日 1時) (レス) id: fbc5b8317e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:璃炎 | 作者ホームページ:http://nanos.jp/lampyridae/page/1/
作成日時:2020年2月9日 11時