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第14話 ページ18

特に問題なく先に進んでいると広い場所に出た。

「ここから5人の囚人と戦ってもらう」

一対一で戦い、勝ったら先に進めるらしい。

ゴ「最初は誰にしようか?」

リ「私!」

相手のお手並み拝見のためには1番が良いとリルナはすぐに立候補する。

レ「お前、大丈夫かあ?」

何たること!レオリオに弱く見られているだなんて!

むくっとリルナは頰を膨らました。

リ「わ、私料理は下手だけど、強いんだからね!ね、キルア!」

キ「相手にお前の料理を出す方が確実に勝てそうだけどなー」

リ「何だとー!?」

私の料理で人が再起不能にでもなるっていうのか!

にやーと笑うキルアに詰め寄ると「早く行けって」と背中を押される。

ク「大丈夫か?」

クラピカまで!ここでちょっと良いところを見せなければ。

リ(よし・・・)

橋を渡ってリングに出る。相手は屈強そうな男の人。経験則から相手の強さを測るが問題ないと判断する。


スイッチを入れようか。



五感が鋭敏になり、人に配置が分かる。

リ「勝負の仕方は?」

「戦闘だ。参ったといえば、負け。何を使っても良しだ」

戦闘か。ちょっと嫌だな。私の本職とは違うし。

リ「わかった」


自然体から構えを変えることなく、ただ相手に視線を合わせる。

参ったといえば負けか。なら相手が私ならまず相手を「参った」と言えなくして適当に時間を潰す。

レオリオの不安げな呟きが先程から聞こえるが、正直雑音だ。

リ「あーあ。戦闘は苦手なんだけどな・・・。しょうがない」

小さく呟いたつもりだったが、思ったより声が反響する。みんなにも聞こえてしまっただろう。

私の声が、全く違う声音になっていたことに。

相手が突っ込んでくる。

これくらいの相手でこの勢い。


別に避けなくったって良い。


ク「リルナ、避けるんだ!」

大丈夫だよ、クラピカ。だって私は、

相手の男の指先は喉元を捉えていたが、数滴の血が出ただけ。喉は、潰れなかった。

だって私は、守るのは得意だから。

リ「良い方法だね。最初に相手の声を封じる。でも、相手が悪かった。大抵の人間の力じゃ、私の身体を貫通させることは不可能だよ」

驚くみんなの意識を感じながら、リルナは目の前の顔面に蹴りを入れた。

バキッと骨が砕かれる感覚が伝わるとともに、相手は吹っ飛ばされる。リングに外に出る前にリルナはその男を掴む。

リルナが離せば男は奈落の底だ。

リ「5秒待つ。4、3、2・・・」

「参った!」



第1試合勝利

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作者名:ルル | 作成日時:2017年9月12日 0時

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