BLaCk HeARt .

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「ねぇ、真希と寝たってホント？」

「さぁ？てか誰？それ」

「え？覚えてないの？長澤真希だよ、合コンに居た」

「あーーー、あれか。滅茶苦茶感度いい」

「え、やっぱ寝たんだ」









…なんで朝からこんな生々しい話聞かなきゃ行けないんだよ。
又もや目の前に座っているのは村田クン含む私の悪口を叩いていた集団。


多分あれだ。村田クンは気づいてて意地悪かなんかで私の前に座った。









「あ！！待って真希来たよ！？」

カールが強めにかかった茶髪の子が叫ぶ。この子が1番煩い。



「あ、祐基くん」

「やっほー」

「真希！祐基と寝たの！？」

「えっ、うーんと、まぁ…」

「付き合ってるの！？」

「えっ、？」


その真希ちゃんて子が顔を強ばらせて村田クンを見るけどそれも見ようともせずに真顔で答える。


「んなわけないじゃん。抱きたかったから抱いただけ。」

「なにそれ〜」

「え、そうだったの…？」

「何？逆に俺が本気だとでも思った？」

「だって…！！祐基から誘ったし」

まーたこの前みたいだなあと思いながら面白くなりそうな修羅場を見つめる。

「だってさ〜、正直君の事覚えてないもん」

あははと物凄い悪役みたいな笑いをうかべる村田クンの目は真希ちゃんを見下すようなひとみで見つめる。


「私っ、、本気で祐基の事好きだったのに…」

「へぇ。ゴメンネ。俺みたいな奴好きになる方が悪いよ」



口元にだけ笑いを浮かべると"もう帰るわ"とだけ行って授業が始まる前に席を立つ。









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「んと、じゃあ行こっか。Aチャン？」







あぁもう最悪。

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