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4-2 ページ12

カランカラン



ドアベルがなる音がして、店長と目を合わせる。


「やっほ稜雅〜って、Aチャンじゃん!!」


「…え」


「え、何?2人共知り合いなの?」


「そーだよ〜、大学同じだもん!ねっAチャン」


暖かそうな格好で訪れた村田クンは私をみて口角をあげる。









それから、村田クンは"寒いしコーヒーだけでいいや"とまた理解不能な事を言う。

店長に聞くと、村田クンとは幼なじみらしくて、ここの常連なんだとか。それに、なんと店長と私は1コ違いだったことが判明した。まぁ、なんか大人っぽいし店長ってだけあるからもっと上だと思ってた。









.









窓際の割と離れた席に座る村田クンに店長がコーヒーを運ぶとまた文句を言う。

「えー!Aチャンが持ってきてよ〜。
稜雅とかつまんない」

「はぁ?」

「いつも稜雅じゃん」

「あれだな、早速"美人を雇って良かった説"が立証したな」

「何言ってるんですか」

「それは一理あるな」









1口コーヒーを啜った村田クンは目を細めて私を見る。









「てか、ラッキーだよね。Aチャンが此処で働いてるなんてさぁ?」

「ほんと最悪」

「ははっ、今日送って上げようかぁ?」


嫌味っぽく片方の口角を上げた。


「結構です。」

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りの(プロフ) - 金柑さん» ありがとうございます〜;;;; (2018年12月23日 22時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
金柑(プロフ) - 面白かったです!これからも頑張ってください!! (2018年12月23日 22時) (レス) id: 6003901f10 (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - si-si-さん» うわぁあ嬉しいです;;ありがとうございます笑 (2018年12月23日 18時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)
si-si-(プロフ) - 更新すごく楽しみにしてて、本当に読むたびドキドキしました!読んでたら頭の中にユーキくんのくしゃくしゃ笑顔が見えてました。笑 (2018年12月23日 17時) (レス) id: 3493d0358c (このIDを非表示/違反報告)
りの(プロフ) - だしの素さん» ありがとうございます〜;;;;いえいえ笑笑 (2018年12月23日 15時) (レス) id: d1d2f90851 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りの | 作成日時:2018年11月23日 15時

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