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『まずは、私の部屋で軽く説明するね』
僕が男だと安心したのか目の前の彼女はニコニコな笑顔で話しかけてくる。
「はい。ぜひ」
こんな可愛い人をこんな野蛮なところに置いておく訳にはいかない。
『あ、三日月』
「おや、主と……そちらの女子は?」
そう思った束の間、すぐに別のやつが来る。
めんどくせぇな。
『おなご?違うよ、彼は』
「はい、初めまして。ここで1年間見習いをさせて頂きます。よろしくおねがいします」
声を高くして、微笑めば
「そうかそうか、」
ほけほけと笑って、この場を後にする三日月宗近。
『え、なんで嘘なんか……』
僕が嘘をついたことに対して不思議に感じたのか振り向いて僕に問う主さん。
やっぱりかわいい。
「驚きがあった方が楽しいでしょう?」
鶴丸国永のように答えればふふ、と愛らしく笑って。
『それもそうだね』
コロコロ表情を変えて。
見とれていたらどうやら審神者部屋についたみたいだ。
『さ、はいって』
すっと障子を開けられ、中に入ると
主さんの匂いに包まれた。
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しゃむ月(プロフ) - りほこさん» まさかのそっち系です!(笑) やっぱり清光のヤンデレは美味ですね……わかります( 続きがむばりまする! (2016年3月8日 10時) (レス) id: 887a7f254d (このIDを非表示/違反報告)
しゃむ月(プロフ) - 栗医務さん» さいですか?!嬉しいです(*´▽`*)その期待にお答え出来るよう頑張ります(`・ω・´) (2016年3月8日 10時) (レス) id: 887a7f254d (このIDを非表示/違反報告)
りほこ(プロフ) - ま、まさかの見習いさんそっちのパターンですか!!そして清光のヤンデレ美味しいです(( 続き待ってます!!! (2016年3月8日 7時) (レス) id: 5d7de31e14 (このIDを非表示/違反報告)
栗医務 - !?!?見習いが夢主さんを!?おもしろい!おじちゃんに期待大 (2016年3月4日 21時) (レス) id: 8988df1d32 (このIDを非表示/違反報告)
しゃむ月(プロフ) - 紫水さん» こういう感じの見たことがなかったのでありかな、と!よかったですそう言っていただけて( ̄∇ ̄*)ゞ頑張ります! (2016年2月29日 18時) (レス) id: 887a7f254d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃむ月 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年1月30日 19時