続・羊の皮を被った狼 ページ5
カタッ、カタカタっ、
暗い部屋に大きな液晶画面がボンヤリと輝いている。
液晶の前の大きな椅子にチョコンと少女が座っていた。
手元には��最高の恋人の観察・研究ノート��と書かれたノートが置かれている。
『ふぅん。勝己、こーいうのが好きなんだ。』
液晶画面に映るのは衛星写真、ちょうどそこには爆豪さんの姿が写っていた。
『こんど、アマゾンで買わなきゃ。』
んふふふ！！
一澄の奇妙な笑い声が部屋をこだまする。
一澄の赤い小さな舌がぷるぷるの唇を、チロリ、と舐める。
『えっと、現在時刻、夜の8時15分30秒コンビニに勝己出没、少年漫画を買いに来た模様。やらしい本は買ってないわね。ん？』
音声モードに切り替え、ヘッドホンを装着する一澄。
コンビニ裏に何人かの雑魚敵どもがいる。
アイツ、雄英の・・・
ちょうどいい、シメヨーゼ。
『・・・』
爆豪は楽しみにしていた漫画を購入し、サッサと寮へと戻ろうとしていた。
ぎゃ！うぐっ！
爆「ん、なんだ今の。なんかの鳴き声か？
きもいな。はよ、帰ろ。」
爆豪はサッサと寮へと帰っていった。
コンビニ裏にて、
『ねぇ？私、お腹空いたんだけど、早く帰りたいなぁ。って事で、』
サッサと死より恐ろしい地獄を味わって貰おうか？
イヤァァぁぁぁ！！
ダメェェエ！！
もう、お婿に行けない・・・！！
翌朝、裸で白目を向いた敵達が警察署の前に縛り付けてあったというニュースが流れていた。
『ヤダァ。こわぁい。』
ウフ、と笑う一澄に爆豪は義務感を燃やす。
変人どもから彼女を守らねば！！
爆「一澄、お前もなんかあったら言えよ。」
『うん。ありがとう。勝己、私、幸せ者ね。』
砂糖を吐くほど甘ったるい雰囲気の中で人知れず、緑谷出久は呟いた。
緑「可愛いものには棘がある。」
麗「どーしたん？出久くん？」
緑「いいや。なんでもないよ。
アレ？麗日さん前髪切った？可愛いね。」
そんなこと、と照れ臭そうに笑う麗日に釣られて出久はニコニコ笑っていた。
姉さんの観察ノートを握りしめて。
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かむかむ(プロフ) - Tyrant-unknownさん» リクエストありがとうございます！楽しんで貰えると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年4月29日 23時) (
レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant-unknown - お久しぶりです。またで申し訳ないですけどリクいいですか？弔くんと夢主ちゃんの恋人同士みたいなのがいいです。お願いします。名前が長ければTyrantでいいです。 (2019年4月29日 22時) (レス) id: f453f15264 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年4月4日 21時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
unknown - リクエスト受けてくださりありがとうございます。面白かったです。 (2019年4月4日 6時) (レス) id: f453f15264 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - unknownさん» リクエストありがとうございます！楽しんで貰えると嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします！ (2019年4月3日 22時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かむかむ | 作成日時：2019年4月3日 0時
