とある一言 ページ27
おはよう出久。おやすみ出久。
出久、出久、出久。
甘く優しく朗らかな笑顔で自分の名前を呼ぶ姉。
これはまだ二人が繋がっていた頃の話。
峰「で？ぶっちゃけ緑谷、緑谷姉とどこまでしたんだよ？」
小さな体に不似合いなそういう知識と欲求の持ち主、と言ったら失礼だろうが、その彼、峰田の一言に出久はキョトンと首を傾げた。
緑「え？普通に仲良いけど・・・。」
峰「いやいや、違う。緑谷、性的な意味でだよ。
休み時間だっていっつもホッペにキスされてるじゃねーか！」
ホッペにキス。
思い出した緑谷はボンっと紅くなった。
いつも日常茶飯事にされていることだが、確かに、いや確実に高校生の姉弟のやる事ではない。
上「羨ましいぜ！緑谷姉、可愛いってか美人じゃん。あの婀娜っぽいところがまたいいよなぁ。」
峰「あの仄暗い雰囲気！ヤレる女の匂いが・・」
ガシッ！！
誰かが勢いよく峰田と上鳴の肩を掴んだ。
そしてつぎの瞬間、爆音が響く。
爆「黙って聞いてりゃネチネチと、気色悪りぃ話すんじゃねぇ！！変態ども！！」
ぷすぷすと音を立てて焦げている二人を一瞥すると爆豪は苛立ちを露わにした口調で緑谷に話し掛ける。
爆「ったく。あの女冗談抜きでそうだから怖いんだよ。」
男はとっかえひっかえ、それなりに親しくしている者なら誰でも抱かせてくれるという一澄の噂を耳にした他校生と一澄が関係を結ぶのも一度や二度でない。
彼女は正真正銘の尻軽であった。
緑「そんな、姉さんも流石に高校入ってからはそんなことしてないよ。」
爆「この前、深夜に帰ってきたんだろ？
それにあいつの部屋先週行ったけど香水の数増えてたわ。どーせおべっかに貰ったんだろーよ。」
ケッと舌打ちした幼馴染は何処かへ行ってしまった。
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かむかむ(プロフ) - Tyrant-unknownさん» リクエストありがとうございます！楽しんで貰えると嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年4月29日 23時) (
レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant-unknown - お久しぶりです。またで申し訳ないですけどリクいいですか？弔くんと夢主ちゃんの恋人同士みたいなのがいいです。お願いします。名前が長ければTyrantでいいです。 (2019年4月29日 22時) (レス) id: f453f15264 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年4月4日 21時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
unknown - リクエスト受けてくださりありがとうございます。面白かったです。 (2019年4月4日 6時) (レス) id: f453f15264 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - unknownさん» リクエストありがとうございます！楽しんで貰えると嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします！ (2019年4月3日 22時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かむかむ | 作成日時：2019年4月3日 0時
