最後の審判 ページ10
一瞬、互いの迫る瞬間、音が消え、時が止まった。
気づけば一澄とAFOは互いに弾き飛ばされた。
バァァァーン！！と凄い衝撃でぶつかり合う。
二人は両方互いの個性を奪おうとした。
しかし、お互いに複雑な個性である為に、奪う事は可能な筈がなく、吸い取る為の個性のエネルギーは行き場を失い、この様なはめになってしまったのだ。
しかも、同じ個性ということで二人とも最大の力で個性を使ったので尚更である。
Ａ「全く、老体を虐めるのはいかんな。
磁石と同じ仕組みか。同じもの同士は退け合うらしい。」
『・・・その様ですね。外は？大きな音を立てたので警察が来るかも。』
二人ともケホケホと咳き込む。
A「ソレは大丈夫。一応、防音壁的なのは此処に来てからすぐにはったから。」
『用意周到ですね。生憎その様な個性は持っていない為残念です。』
AFOはもう一度、一澄を見つめた。
彼女は一体その力を何に使うつもりなのか。
これからどうやって生きていくつもりなのか。
自分と全く同じ個性を持つ彼女に大いに興味を持つ。
そんなことを思っていると、いきなり彼女が頭を下げてきた。
『恐れ入りました。やはり私では貴方に敵いません。私はこの個性を持っていると知った時からこの世の秩序となる為だけに生きてきました。
ですから、貴方の様な人間になる為だけ生きてきたのです。』
秩序となるか。
かつては自分が思い描き、実際に築き上げたモノだ。そして己自身。
AFOは考えた。
悪の象徴とオールマイトへの皮肉は弔にやって貰えば良い。
しかし、悪の象徴の存在する世界そのものには誰がなるのだろう？
自分が居なくなってしまった時、誰がその役割を担っていくのだろう？
ラッキーアイテム
革ベルト
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かむかむ(プロフ) - 充希さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月8日 21時) (
レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
充希 - エンデヴァーがエンデバーになってますよ！この作品が好きなので、更新頑張って下さい！ (2019年3月8日 13時) (レス) id: 1c94acc086 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - 5000ヒットありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月6日 23時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - 4000ヒットありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月4日 23時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - ありがとうこざいます！！凄い嬉しいです！テスト期間で中々更新できなかったのでこれから沢山更新していきます！応援ありがとうございます！ (2019年2月28日 19時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かむかむ | 作成日時：2018年11月21日 23時
