いつかの ページ17
一澄はオールマイトの個性についてアッサリと全てを話した。
緑「姉さん。その話どこで、いいや本当なの？」
出久は姉の話を信じられなかった。
ワンフォーオールのオリジン。
そしてなぜ自分にそんな話をするのかも。
『あのね。出久。
単刀直入に言うけど私これからもっと個性を奪うし、もっと勢力を広げるつもりなの。
わかるでしょう？その個性があるとねぇ私貴方と戦わなければならない気がする。それは嫌なのよ。』
だからその個性私に渡しなさい。
お願いよ。代わりの個性をあげるから。
それにその個性全然馴染んでない。
使いにくいでしょ？もっといいのがあるわよ。
優しい姉の声、それと裏腹に内容は受け入れがたい話だ。
今までずっと姉に逆らわなかった。
姉に守られて、姉に教えられて、姉の言う通りにすれば全てが上手くいったし、でもこれだけは。
譲れない。いや、譲っちゃいけないんだ。
緑「ごめん。それは無理だ。
姉さん、もうこんな事やめてほしい。
人から個性を奪うなんていけない事なんだ。
それにどうやって奪ったの？
ねぇ、お願いだよ。」
僕、姉さんに敵になんてなって欲しくないよ。
弟の言葉に一澄は困った顔になってしまった。
だって、それこそできない相談だ。
『出久、正義じゃ世界は救えないよ。
それの陰になる側の人間の気持ちを考えた事がある？
ほら、強個性と無個性、こんなにもハッキリと。
私はね、個性をもっと自由なものにしたい。
この力は素晴らしいけれど脅威にもなりうる。
選択の機会が必要よ。
運やタイミングで決められてはいけない。
弱者には選択の機会を、罪人には容赦を、これが我々人類を個性と共存しながら永久に不滅のものとする唯一の方法。
そして私にはその秩序になれる力がある。』
緑「その過程が問題だよ！！
姉さんはだから他人から個性を奪っていいっていうの！？」
『ええ、だって、力が必要だもの。
秩序は簡単に壊れちゃいけない。
永久を守護するそれがモロな造りじゃ困る。
ダイアの様に固く。粘土の様に変幻自在に。
ある程度の犠牲は必要ね。』
出久は姉の言葉に激怒する。
そんなのダメだ。ダメに決まってる。
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革ベルト
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かむかむ(プロフ) - 充希さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月8日 21時) (
レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
充希 - エンデヴァーがエンデバーになってますよ！この作品が好きなので、更新頑張って下さい！ (2019年3月8日 13時) (レス) id: 1c94acc086 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - 5000ヒットありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月6日 23時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - 4000ヒットありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年3月4日 23時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
かむかむ(プロフ) - ありがとうこざいます！！凄い嬉しいです！テスト期間で中々更新できなかったのでこれから沢山更新していきます！応援ありがとうございます！ (2019年2月28日 19時) (レス) id: 09c547eef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かむかむ | 作成日時：2018年11月21日 23時
