相澤せんせーとツンデレ奥様【相澤消太】 (ページ5)

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のみかいうぇい！ページ5

『いい子そうじゃない。教え子さんたち。』

その日の帰り道、相澤とAは同期四人組で居酒屋に来ていた。

クリームソーダをちびちびと飲みながら炭火焼きおにぎりをもぐもぐと食べるA。一方で相澤は小さな取り皿にAの分の焼き鳥の串を外しておいている。

「それにしても、ショータ。おまえは相変わらずAに甘いよなぁ・・・」

彼らの同期の一人である白雲は苦笑いを浮かべている。

「今に始まったことじゃなぇだろ？白雲。ショータはAにでろあまなんだよ。」

「・・・俺が好きでやってんだよ。」

するとプルルルルと相澤の方に電話がかかってきた。今日は非番なので出動の要請は来ないはずだが。液晶にはエンデヴァーさんの文字が書かれていた。

「わり。席外すわ。すぐ戻る。」

相澤がしばらく席を外すと、珍しくA、山田ことプレゼントマイク、白雲は3人になった。

「にしても、A。おまえ、子供と父親みたいになってるぞ・・・」

プレゼントマイクが神妙な顔つきでそんなことを言うので、Aはむっとした顔になる。

「そんなことないわよ。夫婦ちゃんと仲良しだし。ねー、白雲？」

そう言われると白雲も目線を逸らす。

「え、白雲？」

「ごめん。その非常に言いづらいんだけど。」

夫婦っていうか、親子だわ。