相澤せんせーとツンデレ奥様【相澤消太】 (ページ22)

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さて、二人が絆を芽生えさせている一方、この二人はどんどんファイトモードに進んでいく。

『よかったわね？この私に氷漬けにされて、いい機会よ。もう二度と女の子みたいに泣けなくしてあげる。』

ふふっと笑うAに相澤はニヤリと笑う。

「そうかそうか。そりゃあよかったな！！こちとらお前を一生分泣かせてやるよ！！」

オールマイトは、はぁ。とため息をつく。仲介役の白雲もミッドナイトも今日は出張やら課外授業の引率で留守だし、ブラドは犠牲になったし。

オールマイトはこっそりと席を空けて、エンデヴァーに電話をかける。

「なんだ。オールマイト。用もないのに電話かけてくるな。」

「用あるから電話かけてきたんだよ！？その、イレイザーとソルベがやばくってさ。」

「・・・まあ、一度やりやったら解決する恋もあるんじゃないか？」

そんな無責任なぁ！！と言うと電話が切れてツーツーと虚しい音が響く。

職員室から並々ならぬ雰囲気がただよってくる。

いつもなら、あんなにイチャコラしてるのに。

夫婦って難しい。

「わ、綿菓子機だぁ！！！！」

廊下にオールマイトの虚しい声がこだました。

お師匠、私は、どうすれば？

最近、二人目の孫が成人したとのことで喜んでいた彼のお師匠が笑顔！ととてもできそうもないアドバイスを送った。

そして、さまざまな思いが交差する中。

A組B組合同一対一対戦演習が幕を開けたのである。