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「姉上!」
「千寿郎くん。おかえりなさい」


もうすぐお昼時という頃、任務へと出かけた杏寿郎と入れ違うようにお使いから帰ってきた千寿郎は、笑顔でAに駆け寄る。


「ただいま戻りました!…兄上から聞いたのですが、任務で多くの鬼殺隊の方々がお怪我をされたようですね」
「うん、私も聞いたよ。杏寿郎さんも、怪我には気を付けてほしいね…」
「そうですね。…それで、あの…」


手に持っていた包みを掲げてAに目を向けた千寿郎は、「一緒に、蝶屋敷へ昼食を作りに行って差し上げませんか!」と窺うような瞳でAを見つめる。


「それいいね!…実はアオイやしのぶちゃんに、杏寿郎さんと結婚したこととか、何も報告できてなかったから…」
「では、早速いきましょう!」
「あ、待って。着物を着替えてきてもいい?」
「もちろんいいですよ!」


千寿郎の返答に、慌てて自室へと向かったAの後ろ姿を見送りながら、千寿郎はやはり姉上は、本当はもっと早く唯一とも言える友人たちに会って、色々と話をしたかったのだろうな、と思い、Aを今の今まで気遣ってあげられなかったことを申し訳なく思った。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎
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チーズ(プロフ) - みゆさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!期待に添えるように頑張りますので、よろしくお願いしますm(__)m (2020年11月5日 18時) (レス) id: eb72564922 (このIDを非表示/違反報告)
チーズ(プロフ) - よもぉぎさん» コメントありがとうございます!無限列車に乗車したんですね!私まだなんですー!煉獄さん現実に来て欲しいですよね、、更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2020年11月5日 18時) (レス) id: eb72564922 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 読ませていただきました!!煉獄さんがイケメン過ぎるし千寿郎は可愛くて お話が更新されるのを楽しみにしてます(*´ω`*)更新大変だと思いますが、無理せず頑張ってください☆ (2020年11月4日 8時) (レス) id: 010b0b49eb (このIDを非表示/違反報告)
よもぉぎ(プロフ) - はわぁ...素敵すぎます〜!!煉獄さんから愛されるなんて話数を積む事ににやけが増していきます!!無限列車にも乗車したんですがどれほど煉獄さんが現実にいたらと思ったんだろう。。更新頑張ってくださいー!!! (2020年11月4日 7時) (レス) id: 990295e7ae (このIDを非表示/違反報告)
チーズ(プロフ) - パプピーマン。さん» コメントありがとうございます!好きすぎるだなんて嬉しいです!口角が富士山!言い回しが上手すぎて思わずクスッと笑ってしまいました、、!!関係ないですけど、今の季節の富士山はめちゃくちゃ綺麗ですよね〜(笑)更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2020年10月30日 11時) (レス) id: eb72564922 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チーズ | 作成日時:2020年10月8日 14時

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