双葉の魔導書持ちは暴牛の最強少女！ ページ2

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｢私達の情報はもう王国に流れていたのか・・・やはり殺していなかったんだね｣

『殺すワケ無いでしょ』

｢A！模倣野郎とぬいぐるみ女は任せたぞ｣

『任されました』

ヤミ団長の闇魔法を模倣した不実のライア

無数のクマのぬいぐるみを空中に浮かべたミラ

この2人が私の相手か・・・！！

《模倣鋼鉄創成魔法 斬月》

《模倣闇魔法 闇纏い・無明斬り》

鋼鉄創成魔法で創った細身の刀に闇を纏わせる

｢闇魔法対決か・・・好戦的なところ、変わらないねぇ｣

『誰と間違えてるの？』

｢覚悟して・・・リリカお姉ちゃん｣

『リリカって奴じゃ無いの分かってるでしょ？』

ライアの近距離攻撃にミラの遠距離攻撃・・・

厄介なのはミラだ。王都襲撃の際の“暴食”を使われたら勝ち目がない

魔法を発動する隙を付かれてライアに斬り殺される

私とコイツの実力は五分五分ってところか・・・ヤバイな

斬り合っても埒が開かない

｢ライア・・・｣

常にマナゾーンを発動してぬいぐるみ攻撃を感知して避ける事しかできない

戦いづらい・・・ロキが2人を庇ってるのは知ってるけどロキの残り魔力ももう少ない・・・

そろそろ実体化も解ける・・・

｢考え事してて良いの？姫さん｣

『チッ・・・』

間近まで迫っていた刀を体を捻って無理矢理防御したので力に耐えきれず刀が折れた

｢じゃよろしくミラちゃん｣

無数のぬいぐるみがこっちへ来る・・・思わず避けるとヤミ団長と背中合わせになる





白夜の魔眼4人の一斉攻撃を防いだのは

茨に斬撃、それに水銀だ

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