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第1次試験の後も魔法で壁を攻撃したり、魔法で植物の種から成長させたりする試験があったが、私が目をつけた男の子…アスタ?くんは目立つ魔法は使えていなかった。
というかむしろ魔法が使えなくて逆に目立っていた。
もう1人の男の子のユノ?くんはアスタくんとは反対に使う魔法が凄くて目立っていた。
そしていよいよ最後の試験である対戦。
ユノくんは貴族の子に対戦を申し込まれていた。
「!私と同じ風魔法だ。しかも四つ葉ですよ、すごいなぁ」
「……アナタのそういうところが嫌いだ」
「えっ」
いきなりランギルスくんに罵倒された。
訳が分からない私に対して、ウィリアムさんは後ろ姿だけど肩が震えている。
ウィリアムさん絶対笑ってますよね?上品にクスクスと笑ってますよね?
四つ葉のユノくんの後は、ユノくんと同じくらい気になっていたアスタくんが対戦するそう。
アスタくんと対戦する相手は青銅創生魔法の使い手。
その魔法は…強いんだろうけど…なんかなぁ。
「ミモアマゾンの珍獣ダンゴトゲムシに似てね?」
「!それですヤミさん」
「お、Aじゃん」
「お久しぶりです」
軽くヤミさんに挨拶をしたら、反対側の隣からめっちゃ小さく舌打ちが聞こえた。
ランギルスくん貴族でしょう。何やってんですか。
ていうか何故舌打ちしたんですか。
アスタくんは無理かなぁと思った矢先に、魔導書から出した大きな剣で青銅魔法を一刀両断した。
しかも移動が速かった。
一瞬魔法かとも思ったけど、ヤミさん曰くあれはただ単に運動能力が高いだけだそう。いや普通に凄い。
「ジャックさんのような烈断魔法…?でもあの剣からは魔力が全く感じない……となると魔法そのものを切った?それとも魔法そのものを無効化……?後者の場合は魔法なのかな…筋肉凄いからきっとあの剣重いんだろうなぁ……魔導書から出したんだったらきっと魔法なのかも」※小声&早口
「きもい」
「ランギルスくん私傷つきましたお詫びに甘いもの奢ってください」
「さっきカップケーキ食べたでしょ」
「お腹空きました」
「貴方の胃の中って空間魔法でも入ってるの?」
「私は風属性です」
自分が大食いなのは分かっている。
私が悪いんじゃなくて食べものが美味しいのが悪いんです。
…いや食べものに罪はありませんね。やっぱり私が悪いです。
いいんです私あんまり太らないから。
心なしか体重は増えるけど。
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HANON(プロフ) - Ame931さん» ほんとそれですね!コメントありがとうございます (2022年6月19日 12時) (レス) @page36 id: 42f4c6aba7 (このIDを非表示/違反報告)
Ame931(プロフ) - ゴーシュが恋愛やってるように見えないのめっちゃ分かるわ〜 (2022年6月19日 9時) (レス) @page36 id: 745f3a4c41 (このIDを非表示/違反報告)
春川みやび(プロフ) - ありがとうございます( ; ; )後回しで構いません!無理しないでください、、!応援しています!^ ^ (2019年2月16日 13時) (レス) id: 1c145295b7 (このIDを非表示/違反報告)
HANON(プロフ) - 春川みやびさん» リクエストの方なんですが、今書いてもご期待に添えられるようなお話にはならないと思うので、続編に入って最初の方は本編を書かせていただきます。本編が一区切りついたら番外編を書こうと思うのでもうしばらく待って頂けると幸いです。大変申し訳ありません。 (2019年2月15日 20時) (レス) id: 10bafabdf4 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - ありがとうございますo(^o^)o自分でリクエストしながら、すっかり忘れてました、、、、。(笑)m(__)m (2019年1月22日 19時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HANON | 作成日時:2018年10月8日 16時