魔宮攻略 ページ22
「ユノくんの魔導書って綺麗ですね。精霊とか宿ってそうです」
「魔宮に入って早々言うことですか？」
「Aさん！任務中ですので場を和ませないでください！」
「クラウスさんは真面目で心配性でメガネですわね」
「メガ……⁉」
結局場が和んでしまった金色の夜明け勢。
魔宮攻略の任務を任せられたのはAとクラウス、ミモザ、ユノの4人。
本来なら3人だったが、なんとなく心配になったというなんとまあアバウトな感じで任されたAだったが、ウィリアムの命令なので即OKした。
これで任務の成功率はさらに上がるだろう。
「そういえば今回の任務は黒の暴牛団の方達も一緒にやるそうですよ」
「あの黒の暴牛が……ですか？」
最低最悪なイメージがある黒の暴牛にクラウスは怪訝そうな顔をした。
ウィリアムさんが言ってました、というAの言葉にユノが反応した。
黒の暴牛団には自分の幼馴染がいるからだ。
「そうですか。…A先輩の魔導書も綺麗ですよ」
「な 何ですかいきなり」
「ユノ！人前で堂々とAさんを口説くな！」
魔導書を褒めたはずなのに何故かユノの視線の先にはAの姿が。
というのも、Aはウィリアムの話をすると途端に表情がずっと明るくなるからだ。普段も明るいが。
その表情を見たいが為に魔導書を褒めつつもちゃっかり彼女をガン見していた。
魔宮に入ってしばらく経つと、Aの表情はどんどん何かに安心しているようなものに変わった。
「よかった…普通の魔宮です」
「魔宮に普通ってあるのですか？」
「私達の初任務の時はこんな魔宮じゃなかったです」
そう言いながらどこから出したのか子供が見たら泣くようなやばい絵が描かれているスケッチブックを3人に見せた。
この絵は本当にその魔宮に存在したのか、それとも彼女の描く絵が奇怪なのか判断が難しかった。
「ちなみにこれ
「A先輩って罠魔法よりこっちに引っかかったんですか」
「まだ罠魔法の方が良かったです。ちょうど彼処で罠魔法に引っかかってるアスタくんと女の子のように……ってあれ？」
アスタくん？と彼女が二度見した先にはユノの
ユノはいち早くそこへ向かい、自身の魔法で罠魔法を消した。
「……これで、借りは返したぞ。アスタ」
「ユノ……！」
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HANON(プロフ) - Ame931さん» ほんとそれですね！コメントありがとうございます (2022年6月19日 12時) (
レス) @page36 id: 42f4c6aba7 (このIDを非表示/違反報告)
Ame931(プロフ) - ゴーシュが恋愛やってるように見えないのめっちゃ分かるわ〜 (2022年6月19日 9時) (レス) @page36 id: 745f3a4c41 (このIDを非表示/違反報告)
春川みやび(プロフ) - ありがとうございます（ ; ; ）後回しで構いません！無理しないでください、、！応援しています！^ ^ (2019年2月16日 13時) (レス) id: 1c145295b7 (このIDを非表示/違反報告)
HANON(プロフ) - 春川みやびさん» リクエストの方なんですが、今書いてもご期待に添えられるようなお話にはならないと思うので、続編に入って最初の方は本編を書かせていただきます。本編が一区切りついたら番外編を書こうと思うのでもうしばらく待って頂けると幸いです。大変申し訳ありません。 (2019年2月15日 20時) (レス) id: 10bafabdf4 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - ありがとうございますo(^o^)o自分でリクエストしながら、すっかり忘れてました、、、、。(笑)m(__)m (2019年1月22日 19時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANON | 作成日時：2018年10月8日 16時
