魅力が増し増し？ ページ42
しゃるとサイド
楽屋に戻ると、そこにはいろんなメンバーが勢揃いしていた。そもそも楽屋がひとまとめだから同じなんだけどね？不思議なくらいには。
2｢あ！しゃる！どこ行ってたの？｣
｢あっ、彼氏の楽屋で挨拶してきました！笑｣
たま｢えぇ！結構大物実況者の楽屋に！？｣
｢でももうかなり慣れたもんですよ！笑｣
正直キヨくんの周りの人達は優しい人ばかりで、むしろなんだかんだお世話になることも多い。
R｢いやー、ほんとしゃるちゃん大物になったよねぇ｣
｢私がですか？全然まだまだですよ？笑｣
K｢りょーくんの言う通りやって。しゃるとが気づいてないだけで、前よりすごく活き活きしとるで。｣
カラスさんからそんな一言が頂けるなんて…！嬉しさ極まりない…！！
ま｢確かに、しゃると最近輝いてるよ｣
｢えぇ？ほんと？｣
まさ｢仮面とって、正式にお付き合い報告して、それからの方がさらに魅力増してる気がするよ！｣
まさかの褒め言葉の連発で思わず恥ずかしくなってしまうが、皆さんがそう言ってくれているのであればそうなのだろうか…。にしても嬉しすぎる。
2｢顔めっちゃニヤけてるー！！可愛いヤツめ！！｣
まな｢しゃるとちゃん可愛いねぇ｣
｢…キヨくんのおかげですよ、全部。｣
キヨくんが居たから私はここまでさらけ出すことが出来た。実際、キヨくんも意図せぬ顔バレだったし、だったら私も出してやろう！的な感じだったけど。
いり｢しゃるとの覚悟も凄かったけどね｣
2｢まぁいきなりの報告と発表だったもん！｣
｢付き合ってることに関しては賛否両論でしたけど、顔出すことに批判はなかったから良かったです…｣
S｢むしろ美人とか可愛いとかばっか言われてたね笑｣
Y｢俺らだけの特権だったのになぁw｣
｢でもやっぱり顔出した方が、踊ってる時の表情も伝えられるので個人的には正解でしたね！｣
めろ｢しゃるちゃん表情の使い方すごく上手だもん｣
｢やった！嬉しいです！笑｣
そんな会話をしながらステージの項目は進んで行った。沢山踊って、沢山交流して…私にとって、とても有意義な時間だった。幸せだなって、思った。
イベントも終わり、打ち上げに行くことになったが、私は大切な彼との約束があるのでお断りした。打ち上げも行きたかったけど、今は彼に会いたい。
｢今日はありがとうございました！お疲れ様です！｣
そう言って私は楽屋を出て、彼の所へと向かった。おそらく話が尽きないから、来てほしいとのことだ。
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作者名：まい | 作成日時：2020年12月12日 19時
