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〜九瓏先生side〜
紫「遅くに悪かったな。じゃあまた明日。」
数歩歩いてAが部屋に入ったのをチラリと確認する。
溜息を落とす。
そして。気づいてないと思っているのか。
上手く気配を隠せてない1年の風紀委員に声をかけた。
紫「泉。いんだろー。バレバレだぞ」
一瞬ピクッと気配がゆれ、物陰から泉が現れた。
青「バレてましたか。さすがですね。ですが先生？
今日の見回り組、俺と先生がペアなんですよ。
先生が途中で居なくならなかったら隠れたりする
必要なんてなかったんですけどね。」
紫「悪い悪い。ちょっと気になってたからな。
お前も気になってんだろ？」
色んな意味を含めて俺は泉に聞いてみた。
隠す事なく泉は答えた。
青「ええ。気になります。最近どことなく無理を
なさっているように感じます。委員の仕事も
ほぼ自分でしてしまわれますし、それに・・」
少し言いにくいそうに小声で。
青「バイトも・・・してますよね。先輩。
恐らく誰も知らないでしょうけど。」
・・・ビックリ。
Aは基本、自分の事はあまり話さない。
なのに泉がそれを知っている。
紫「お前、なんで知ってんの？」
青「入寮の日に寮の前で話してたのを少し聞いて
しまって」
なるほどな。アレ聞いてたのか。
まぁ詳細まではわからないだろうし俺もあえて言うつもりもない。A的にはバイト知られたのは不本意だろうが、逆に良かったのかも知れない。
紫「そうか。確かにバイトはしてる。
もちろん、ちゃんと許可済みだ。
俺が心配してんのは、Aが頑張り過ぎるってか
無理し過ぎるところ。Aは自覚ないからな。
だからもし。何かあったら俺にすぐ教えて。」
青「わかりました。」
これでとりあえず委員会がある時は大丈夫だろう。
泉には悪いが、少しずつ仕事を教えていかないとな。Aの仕事が少しでも軽減してくれればいい。
泉もAが頼めば断らないだろう。
絶対に。むしろ喜んでやりそうだ。
これからの事を考えながら。
俺は泉を連れて見回りに戻った。
見回り終わって、ふとAの部屋を見る。
電気が消えてることに少し安堵した。
今日はゆっくり眠れるといいな。
そして俺も部屋に戻った。
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blackbattler(プロフ) - 干し椎茸*さん» 初めまして！書き手さんからコメ頂けるなんて凄い感動です！いつも楽しく読ませて頂いてる方から好きとか！！感動です！ありがとぅございます！更新頑張ります！干し椎茸さんも更新頑張ってください！ホントにありがとぅございますぅ！ (2017年8月8日 6時) (
レス) id: c3342d1010 (このIDを非表示/違反報告)
干し椎茸*(プロフ) - 初めまして！干し椎茸*と申します！この作品とっても好きです！！夢主ちゃん働き者過ぎて心配…← これからも更新頑張ってください！！ (2017年8月7日 19時) (レス) id: a817280258 (このIDを非表示/違反報告)
blackbattler(プロフ) - みおにゃんさん» みおにゃさん、ご指摘ありがとうございます！とっても助かりました！また何か気づく所があれば教えて頂けると嬉しいです^^ありがとうございます！！ (2017年6月30日 9時) (レス) id: c3342d1010 (このIDを非表示/違反報告)
blackbattler(プロフ) - 真奈さん» 初めまして！コメントありがとうございます！ホントに感激です！更新遅いですが（汗）頑張ります！ありがとうございます！！ (2017年6月30日 9時) (レス) id: c3342d1010 (このIDを非表示/違反報告)
みおにゃん(プロフ) - 作品ジャンルにオリジナルが付いているので外した方がいいですよ。一応違法になるので誰に報告されるか分かりませんので。続き楽しみにしています。頑張ってくださいね(*^^*) (2017年6月30日 2時) (レス) id: c40daf7bb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：blackbattler | 作成日時：2017年6月28日 3時
