片恋シンドローム〈 Ren.M 〉 (ページ14)

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◎ 疼痛を和らげる魔法使いたちページ14

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ドームツアーのレッスンが続く日々。今までの振り付けを1から確認したり、新曲のダンスの不安なとこを細かく修正しながらやってみたり試行錯誤しながら練習している。
わたしの場合、ブーツやヒールを履いてのパフォーマンスが多くて練習から履いたりしているんだけど正直すごく辛い。痛いし疲れるし足が重たくなるかんじ。

深「A足大丈夫？」

「んー、どうだろ……でも慣れるまでやらなきゃだしがんばるよ」

岩「それで足怪我したら元も子もないだろ。ほら、足貸して」

ほんとはずきずきした痛みが走っているけど隠そうとしたのに、それに簡単に気づいたひーがテーピングを持ってわたしのそばに跪いた。
今日のレッスンに参加してるふっかと舘さまと亮平くんとこじこじも心配して来てくれた。

向「足首ほっっっそ！ちゃんとある？！」

阿「じゃあ康二には今足首が何に見えてるの？(笑)」

向「わからん！ポッキー？」

宮「ちょっと痩せた？辛くない？」

「え、わかる？そう、体重落ちたからちょっと疲れやすくなっちゃったかも……」

宮「今日ご飯作ってあげるよ。俺の家来る？Aの家行こうか？」

「舘さまのお家行きたい！レインボーローズくん！」

わたしがそう言うと「そっちかー」と笑う舘さま。「いいなー！俺も行く！」と騒ぐこじこじに「うるせえ！」と叱るひー。いつも通り賑やかな彼らを見て痛みもちょっと紛れたような。

深「ねえ、俺も行っていい？」

「ふっかもほしい！」

深「え、俺今Aに求められてる？」

「ふっか求めてます」

深「えー……すき……」

宮「Aがそう言うんならいいよ(笑)」

向「えーー！なあ！俺も求めてや！お願い！」

「こじこじも亮平くんもひーも来て！」

向「よっしゃー！」

阿「俺も呼んでくれるの？ありがとう」

岩「はいはい、行くからじっとしろな」

レッスンが終わったあと舘さまの家でみんなでご飯だー！舘さまのご飯美味しいしいっぱい食べたいからお腹空くようにそれなりに動いて頑張ろっと。