第7話〜友達〜 ページ9
入学早々、菜花琴という少女と仲良くなった咲美。
話せば話す程彼女に似ていて
完全に彼女の先祖だと判断した。
咲美はこの出会いに感謝し
大事な親友に写真越しからでも話そうと決めた。
「咲美は何の部活に入るやんね？」
「私ですか？
私は女子サッカー部の方にに入ろうと思っております。
ここの女子サッカー部は
強豪と聞いておりますから。」
「じゃあうちの同じやんね！
うちも女子サッカー部に入るんよ！」
「まあ、そうなんですか…！
なら部活仲間ですね」
「うん！
嬉しいやんね！」
やはり先祖だ。
咲美は確かめるように琴を見てそっと微笑む。
すると担任の先生である女性が入って来て
簡単な自己紹介の時間をくれた。
自己紹介は隣同士でやるらしく、
咲美は隣に座る男子にしては珍しい、
オカッパの髪の少年を見れば
その閉じている目と視線があった。
「「よろしく(お願いしますね)」」
そして挨拶したのはほぼ同時であり
咲美とその少年はクスリと小さく笑った。
「俺は柳蓮二、
新入生代表の言葉素晴らしかった。」
「ありがとうございます。
改めまして、彪狼咲美と申します。
以後、お見知り置きを。」
「よろしく頼む。
しかし、彪狼とはまた珍しい苗字だな。
彪狼黒也さんと関係があるのか？」
「まあ！
お父様の旧名を知っておられるのですね！
何だか嬉しゅうございます」
「ふむ、父親だったか。
貴重なデータだな。」
「あら、データを取られるだなんて……
私もまだまだですね。」
「フッ、彪狼は秘密主義か？」
「さあ？どうでしょうか？」
「ふむ。
これからデータを取るのが楽しみだ。」
「負けませんよ」
彪狼咲美、
柳蓮二の(ある意味)ライバルになった←
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スート(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます…！私自身も早く先に進みたいと思っているのですが時間が中々…（言い訳←）なるべく更新速度を速めるように心掛けるので応援お願いしますっ！長文失礼しましたっ！ (2018年10月1日 17時) (
レス) id: d298db6a77 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - この作品を楽しみに読んでいます。 出来れば以前のように更新速度を上げていただけると嬉しいです。これからも更新頑張ってください (2018年10月1日 14時) (レス) id: d1edd8cd31 (このIDを非表示/違反報告)
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