第26話〜脅し〜 ページ28
いきなり現れた
姉と幼馴染に咲美は驚いていると
知咲と月弥は少し笑って歩み寄った。
「試合お疲れ様」
「いやはや、本当に甘え知らずなんだから〜
ま、えーちゃんがそういうのは
いつものことだし今回は僕らが助けに来たよ。
…んで、お姉さん方…
僕の幼馴染に何してんの？」
「「「っ！！」」」
月弥は咲美に笑顔を向けるも
咲美の前にいる八神たちを睨みつけた。
「……“八神玲名”」
「！！」
その眼光といきなり口から出た“母”の名前に
八神はビクッと肩を揺らす。
それに気付いた月弥はさらに眼光を鋭くさせ
不気味に口角を上げた。
「へぇ…知ってるんだ…
ねえ、彼女とはどんな関係？」
「ど、どんなって…！
なんであんたに言わなくちゃいけないのよ…？！」
「そりゃあ僕と玲名チャンは家族だからね。
知る権利はあるんだケド？」
「っ！？か、ぞ…く？
あんたが……？」
「そうだよ、僕のマミーの姉妹。
同じ孤児院に育った家族だよ。」
八神は月弥の口から出た真実に言葉を詰まらせ
どこか怯えた表情で彼女を見ている。
そんな八神に月弥は1つ溜息を吐くと
やれやれと言うように頭を振った。
「玲名チャンに子どもがいるとは聞いてたケド
……まさか、こんな姑息な人だとは思わなかったよ。
あ、もしかして父親似かい？
あちゃー、やっぱ玲名チャン離婚して正解だよ。」
「あんたねぇ…！！」
「おっと、いいのかい？
君、見たところ
玲名チャンのこと尊敬してるっぽいケド…
目の前にいる子たち、
玲名チャンの初恋の人の
子どもたちなんだケド」
「っ！！？」
そしてさらなる真実に
八神はついに一歩後ずさった。
それに気付いた咲美はそっと月弥の方に手を置いた。
「月弥さん」
「んー？なんだい？」
「もうこんなこと止めましょう。
こんなことをしていても時間の無駄です」
「えーちゃん……
はぁ、わかったよ。
今回は見逃すよ。
…けど、もしまた今回のことがあったら
今度は全力で潰すから覚悟しといてね。」
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スート(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます…！私自身も早く先に進みたいと思っているのですが時間が中々…（言い訳←）なるべく更新速度を速めるように心掛けるので応援お願いしますっ！長文失礼しましたっ！ (2018年10月1日 17時) (
レス) id: d298db6a77 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - この作品を楽しみに読んでいます。 出来れば以前のように更新速度を上げていただけると嬉しいです。これからも更新頑張ってください (2018年10月1日 14時) (レス) id: d1edd8cd31 (このIDを非表示/違反報告)
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