【wrwrd】俺の幼馴染は有能、2【tn】

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グルさんはパラソルの下から出てくる気がないようなので荷物番を任せて自分もゾムとAのところに行くことにした。

俺だって遊びたいしな


「ゾムー、Aー、俺も混ぜてやー」


浅い所でビーチボールで遊んでる2人に声をかけるとゾムがニヤリと笑いビーチボールとは思えないほどの豪速球を投げてくる。


「おい！危ないやろ」

zm「トントンなら取れると思ってな！」


ケラケラ笑う彼に呆れた視線を送りつつ、ぽーんとAの方にボールを放った。


『これ、落とした人罰ゲームねー』


唐突。

彼女はそう言うと力いっぱいボールを弾く。


zm「それええな！罰ゲーム何にする？」

ぽーん

「んー、何がええやろなー」

ぽーん

『かき氷奢るとか？』

ぽーん

zm「つまんなくね？」


ぽーん、と続いたところで彼女が砂浜の方を見つめて目を見開いていた。
ゾムが「Aー。罰ゲームやでー」何て言っているが聞こえていないようで、少し嫌な予感がして砂浜の方を俺もゾムも見る。


ﾐﾕｳ「あ！グルッペンくん！！偶然だねぇーー！！」


迷惑そうに顔を顰めるグルさんが遠目に見えた。

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