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五話 ページ6
蔵馬side
オレが学校に登校してきて廊下を歩いていると担任の浜田先生がフラフラと歩いている姿が見えた
挨拶をしようと先生に近づくと先生がニヤニヤしながら独り言を言って歩いていた
こういってはなんだがオレの担任の先生は少し変わっていると思う
たまに変な行動をとったりよく先生の机の上にだけ書類が積みあがっていたりしていて仕事ができな
いんだろうと思う時もある
けれど生徒からの人望も厚く 何より授業がとても面白い
だが 気になることが一つある
たまに先生の周りから霊気の気配がすることだ
しかも先生自体からは全くと言っていいほど霊気を感じない
一体何者なんだろうか
少し廊下が騒がしいな…なんだろう
そう思って顔を上げると廊下の先から男子二人がふざけて走り回っていた
ん…このまま行くと先生とぶつかるんじゃないのか
しかも先生は気づいている様子じゃない
「先生 先生!!! 浜田先生!!!!!!」
「浜田先生!!!危ない」
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作者名：緋卯 | 作成日時：2017年12月22日 21時
