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三十四話 ページ35
桑原「でもAさんってあんなに強い力を持ってたんすねーーー」
A「ん……そうか？私は自力であんな力を出せるみんなの方がすごいと思うけど」
幽助「………そういえば お前の猫はどうした コエンマが連れてくるはずとか言ってたけど」
A「ああ…桜はね 多分どこかで私のことつけてると思うよ」
あんまり大っぴらに見せてもいいものじゃないしね 見る人が見れば霊怪獣だとばれてしまう
それにしても三次審査の場所遠くないか 私今 軽く貧血なうなんだけど……
いやいや 今からこんなことじゃダメだ……ていうか私霊力じゃなくて武力を学びたいんだけど…
でも個人的に幻海師範と話す機会もないし…
ていうかなんかやばい森にたどり着いたんだけど 左目が危険信号出してるんだけど
まさかここが三次審査の会場？
幻海「ここが三次審査の会場だ ある程度霊力のあるやつはここがやばいところだとわかるじゃろう
死にたくないやつはとっとと帰りな」
そう聞いて顔を青くして逃げ出す奴がたくさんいた
ここで逃げるのが賢い生き方なんだろうけど…正直私も体裁なんて関係なく逃げ出したいけど
逃げるわけにはいかない 覚悟は…なくもない
せいぜい死なないように
頑張るしかない
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作者名：緋卯 | 作成日時：2017年12月22日 21時
