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三十三話 ページ34
その瞬間 カラオケゲームの映像を映していたテレビに砂嵐が混ざったと思った瞬間
バチンッッ
大きな音を立ててカラオケゲームが爆発した
A「う…げほ」
幽助「大丈夫か!!!A」
A「大丈夫…だけど…これは結果的にどうなんだ」
そうだ カラオケゲームが壊れて結果が出てない以前に歌ってもないのだが
幻海「測定不能 カラオケゲームでもはかり切れないほどの霊力を持っているとして当然合格じゃ」
その瞬間周りがわかりやすくざわめきだした
「おいおい…測定不能って」
「やべえ奴が紛れ込んでたんだな」
「あのパンチングゲーム0点の姉ちゃんが」
たくさんの目が私に集まっている その瞬間身が粟だった
そうだ妖怪ばかり意識してたけど人間にだって私の血が狙われる可能性があるんだ
そのせいで父様や母様だって……もしこの中に私の力を狙うやつが現れたら
腕に包帯を巻きながら冷静さを失いそうになった 手が震える
幻海「騒ぐんじゃないよ これで二次審査は終わりだ 落ちたやつはとっとと帰りな
合格したやつはわしについてきな」
その瞬間周りの人たちは私に興味を失ったようだ
助かった……
第二次審査も無事？通過
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作者名：緋卯 | 作成日時：2017年12月22日 21時
