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十六話 ページ17
(コエンマ)「じゃから お前を派遣したい
本当はこんな体質のお前を生かせるのは心ぐるしいが……
明後日には向かってほしい お前とて仕事がある
すぐには動けんじゃろうからな」
A「明後日って… そんなすぐには休みはとれませんよ
つい昨日説教されたばかりだし
それに…どうしたって私だけでは困難です」
(コエンマ)「だから明後日なんじゃ お前の仕事のためもあるが……
もしかしたら明後日以降なら三つ片付けられる可能性もある
そしたらお前のもとに助っ人を行かせられるかもしれん」
A「つまりそれまでその四つ目の宝を盗んだやつを引き留める及び…
それまでの時間稼ぎ…というやつですか」
(コエンマ)「そうじゃ…大変なことだと分かっているつもりじゃ
だが本当に地球の未来のためなんじゃ
親父を怒らせたら…頼むA………」
はあ 全くコエンマの頼みには弱いなあ 桜をくれたっていう借りもあるしね
A「いいですよ わかりました
たーっぷり報酬くれるんでしょう？
時間稼ぎやってあげますよ 但し期待しないでくださいね」
(コエンマ)「本当か!!!恩に着る……A」
大変なことになったな
とりあえずどういって休暇を取ろうかと考えながら眠りについた
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作者名：緋卯 | 作成日時：2017年12月22日 21時
