かわいい弟とかっこいい兄の甘い二人暮し (ページ10)

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１０．弟side ページ10

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それからというもの、聖也くんは家に帰らず家に泊まりっぱなし。

雅也『迷惑かけてない？』

『大丈夫だよ。それより、このままでいいの？』

雅也『...見たくなかったんだ。お兄ちゃんが漏らすとこなんか。昔からクールで、俺が漏らしたらからかってたようなやつが、大きくなればなっただけ、嫌いになってくのに。』

『...聖也くんって、クールなのかな』

雅也『どう考えてもそうだろ。何をするんでも冷たいし』

『家にいたらそんなことないから意外。ずっとお兄ちゃんにくっついてるよ？』

雅也『嘘はやめて』

『ホントだって。うちもそうだったけど、弟ができるとお兄ちゃんは我慢しなきゃ行けなくなる。

本当は冷たくしたいわけじゃないと思う。羨ましかったんだよ。お母さんたちに可愛がられてるのが』

雅也『....』

『まぁ、お兄ちゃんが楽しそうにしてるから、俺的には嬉しいけど。じゃあ、また明日』

雅也『ん、明日』

家に帰ると雅也くんしかいなかった。

『ただいま。お兄ちゃんは？』

聖也「バイト」

『そっか』

聖也「ｷﾞｭｯ...」

『ｷﾞｭｯ...』

もう慣れたな。聖也くんにこうやって甘えられるの。

聖也「ｯ...」

『トイレ行こう？』

聖也「んｯ...いまうごいたらｯ...」

『...ちょっと待ってて』

なるべく刺激与えないように移動させて、ある場所からテープタイプオムツを出す。

聖也「あおｯ？」

『トイレまで間に合わないでしょ？お兄ちゃんには言わないし大丈夫。聖也くん、ｷﾞｭｯ...シー..シー...』

聖也「ｷﾞｭｯ..あｯ..でるｯ...んｯ...」

ｼｭｩｩｩｩｯ...

くぐもった音が静かな部屋に響く。

「た、」

『あ、』

聖也「ぅ...」

「ん、大丈夫。全部出た？」

聖也「ｺｸﾝｯ...」

「次からはちゃんとトイレ行けよ？ん、泣かないの笑あお、買い物行ってくるからあと頼んだよ」

『うん』

聖也くんを膝に乗せる。

かわいい笑

雅也のイメージと真逆だから不思議。

『雅也の前でもこれぐらいしてあげて？』

聖也「むりｯ...こわいもんｯ..ひかれたらｯ..とかｯ..きらわれたらｯ..とかｯ...ｸﾞｽｯ..あおｯ..とｯ..しょたｯ..にしかｯ..むりｯ..ｸﾞｽｯ...」

『そっか』

聖也「このとしでｯ...おもらししてｯ..おむつはいてｯ...ｸﾞｽｯ..おとうとｯのｯ..ともだちにあまえてｯ..泣いてｯ..ｸﾞｽｯ..こんなのｯ..ｸﾞｽｯ..はずかしいよｯ...ｸﾞｽｯ..うぅぅぅ...」

『そんなに泣かないでよ。なんも恥ずかしい事じゃないから』