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現在1級〜特級相当の呪物でその所在が判明していないものはいくつかある。その中でも脅威の高いものとしてあげられる呪物は高専や御三家の管理下にあることが大半だ。そうでなくても所在は逐一確認している。宿儺の指のように封印を施した上で呪霊をはねのける役割を担うものもある。此処に埋まるのはその1つ″だった″。
どういった経緯かは分からない。だけどこのブルーロックの施工のタイミングのいずれかで、意図的に封印を解き土地に埋め直した誰かがいる。そのせいで元は安全なはずのブルーロックの土地が百鬼夜行の如く場所になってしまったのだ。
そしてその、元は封印を施されこの地から呪霊を跳ね除けていたであろう″特級呪物″は、
「!」
地下の扉は開け放たれているが、その手前に黒いものが覆いかぶさろうとしている。
帳だ。
「ｯ、ふっ!!」
階段をやはり飛び降りて閉じかけた帳内へと滑り込んで侵入する。危機一髪、振り返ると帳は地面と接触し閉じ切ってしまった。
すぐに体勢を立て直し仕置き室へと走る。
帳内は非常に濃い呪いの気配がする。こんなものが潜んでいたのかと眉間に皺を寄せていると仕置き室の扉が占められていることに気が付き扉越しに声を掛けた。
「無事!?」
「、Aさんですか……!?」
「扉は開けなくていい! お札と小豆持ってる? 小豆を扉の前に置いて、お札はアンリさんが持ってて」
「は、はい!」
「ナニナニ、かぁいい女の子の声すっけど」
「……室内には何人いる。3人?」
「はい、私と糸師さん、それと士道くんがいます」
布袋1つで足りるか……?
少し不安ではあるがここで下手に扉を開けて狙われる方が危険だ。アンリさんか誰かは分からないが部屋内に逃げ込む提案をしたのは良い判断だった。
奥から漂う異様な気配に2丁拳銃を呼び出し構える。扉の向こうの3人に絶対に部屋を出ないようにと念を押し、その気配の方へと銃口を構えた。
瞬間飛んできたのはピンクの縄のようなもの。
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タキタカ(プロフ) - 「へぇ。俺そういう映画とか見たことないから知らないや。というかさっきからオシャさん何ぼーっとしてんの?」 「……オシャ!!!」 「何!?!?」 〜「何て……??」ここで声出して笑いました。面白いです！ (9月17日 22時) (
レス) @page22 id: baee95592f (このIDを非表示/違反報告)
ことこと(プロフ) - ぐらす。さん» コメントありがとうございます！pixivの方でもお読みいただき光栄です。今後とも是非、よろしくお願いします！ (5月24日 9時) (レス) id: fe3705f0cd (このIDを非表示/違反報告)
ぐらす。(プロフ) - pixivでもこの作品見てました。やっぱり面白くて好きです。pixivのほうでも無理しない程度に頑張ってください！ (5月22日 17時) (レス) id: 6255010be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことこと | 作成日時：2023年5月15日 18時
