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結局何も分からないまま三次選考が進行していき、ついに適性試験(トライアウト)最終日の最後の試合が始まる。
補助監督の件に関してはあの直後潔高さんや悟先生に報告済みだ。呪物の影響か呪物に対して集まった呪霊の影響か、全く不透明ではあるが間違いなく1級クラスの呪霊・呪物が関与しているとの事で昨日ブルーロック宛に札が送られてきた。

呪符の扱いに関しては全く素人だがこの呪符師によると呪いの気配が強い場所に貼ることである程度の呪霊は近寄らなくなるという。建物に使うも良し、人に持たせるも良しということなので私は地下に行く可能性のある甚八さんとアンリさんにそれを渡しておくことにした。ついでに小豆の布袋も。


ちなみに現在のブルーロック呪霊レベルを言うと下は相変わらず蝿頭程度、問題は上で。上は凛くんとの1件以降2級がデフォルトで出るような状態である。ただこの広大なブルーロックでそれらの出現は一次選考時に使用していた棟ばかり。多分脱落した選手らの念がどんどん向いているのがそこなのだろう。一番脱落が多かったのもそこだし。
だから今のところ祓除の様子は誰にも見られていない。甚八さんやアンリさんは別として。だけど今後そうもいかないかもしれない。今はどうにかなっている状況が一変することなんてよくあることだ。いつ選手らの前に2級相当が現れても可笑しくない程この施設は呪いに囲まれ呪いに毒されている。今は、運がいいだけ。

補助監督が行方不明になるという事件が起きてしまったが故に軽率に彼らを呼び出し手を貸してもらうのも無駄な犠牲が生まれることになるかもしれない。そういった観点から2級から準1級相当の呪術師の派遣を要請したがどうにも人手不足でこれそうもない。つまり今後も私一人でどうにかしなければならないわけだ。

そこで今まで苦手だったある術の再会得に臨んでいる。

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タキタカ(プロフ) - 「へぇ。俺そういう映画とか見たことないから知らないや。というかさっきからオシャさん何ぼーっとしてんの?」 「……オシャ!!!」 「何!?!?」 〜「何て……??」ここで声出して笑いました。面白いです! (9月17日 22時) (レス) @page22 id: baee95592f (このIDを非表示/違反報告)
ことこと(プロフ) - ぐらす。さん» コメントありがとうございます!pixivの方でもお読みいただき光栄です。今後とも是非、よろしくお願いします! (5月24日 9時) (レス) id: fe3705f0cd (このIDを非表示/違反報告)
ぐらす。(プロフ) - pixivでもこの作品見てました。やっぱり面白くて好きです。pixivのほうでも無理しない程度に頑張ってください! (5月22日 17時) (レス) id: 6255010be3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことこと | 作成日時:2023年5月15日 18時

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