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三次選考での食堂は皆一律同じらしく、以前の奪敵決戦と比べても多くの選手が一か所に集まっていた。
そんな場所に来るようにと言われて来たはいいものの、呼び出した張本人はいないし視線も集めて堪らない。
困惑しながら立ち尽くしていると食堂に設置されている大きなモニターが音を鳴らして起動する。やぁやぁとマイペースに挨拶などする、私を呼び出した張本人甚八さんは食堂にいる選手らに向けてこう言った。
「先日から不可解な事象が多発していることは君たちもご存じの通りだろう。そこで君たちには今後もサッカーに集中してもらうべく彼女を紹介しておこう。このブルーロックのあらゆる不可思議現象を拳で解決してくれる優秀な呪術師、AAさんだ。こちらはたっかい金を出して彼女を雇っているのでくれぐれも彼女の機嫌を損ねて仕事放棄させるなんてことにならないよう、精々彼女の機嫌取りに努めてくれよ。以上」
……なんだろう。悟先生の顔が脳内にチラついた気がする。
疲れているのだろうかと眉間を両手の人差し指で揉んでいると正面からズドドドと音を立ててやってくる人物。
「Aちゃーん!」
「廻、こんばんは」
「こんばんは!」
私に手を取って嬉しそうに挨拶をしてきたのは廻である。彼とは一次選考から奪敵決戦のときも含め1番関わりのある選手だ。
廻の手を1度離れ私のことを見る興味の目にお辞儀をするとザワザワと会話が再開されたようだった。
そんな中廻に続いて私の元にやってきたのは意外にも、蟻生くんだった。ちなみに彼は頑なに名前で呼ばれるのを嫌がった為苗字呼びである。
「オシャ少女! ついに君の美しさがブルーロック全体に伝わる日が来たんだな……!」
「甚八さんが勝手にやってるだけだよ」
「待って。Aちゃん絵心のこと甚八さんって呼んでるの?」
廻がそう指摘したことで食堂内がまた一段とざわめいた。……何か変なことでもあっただろうか。
「いやぁ、絵心はいかんやろ絵心は」
「それより俺にしない? あ、俺乙夜影汰。よろしくAさん」
すぐそばの席に座っていた2人、当然覚えている。烏旅人と乙夜影汰。三次選考開始時点でのTOP3とTOP4だ。
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タキタカ(プロフ) - 「へぇ。俺そういう映画とか見たことないから知らないや。というかさっきからオシャさん何ぼーっとしてんの?」 「……オシャ!!!」 「何!?!?」 〜「何て……??」ここで声出して笑いました。面白いです！ (9月17日 22時) (
レス) @page22 id: baee95592f (このIDを非表示/違反報告)
ことこと(プロフ) - ぐらす。さん» コメントありがとうございます！pixivの方でもお読みいただき光栄です。今後とも是非、よろしくお願いします！ (5月24日 9時) (レス) id: fe3705f0cd (このIDを非表示/違反報告)
ぐらす。(プロフ) - pixivでもこの作品見てました。やっぱり面白くて好きです。pixivのほうでも無理しない程度に頑張ってください！ (5月22日 17時) (レス) id: 6255010be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことこと | 作成日時：2023年5月15日 18時
