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山のてっぺんに位置するそれは、巨大な監獄だ。
名は体を表す……というよりか、体を見て名をつけたのだろうが正しくそこは"青い監獄"であった。
私は補助監督の車に揺られそこへ辿り着いた。
車の後部座席からスーツケースを引っ張り出しているとふと後ろから人の歩いてくる気配がして補助監督とともに振り返る。
「あ、どうも」
「ようこそブルーロックへ。私は日本フットボール連合の帝襟アンリです。この"ブルーロックプロジェクト"を担う1人です」
よろしくお願いします。
そう言って丁寧にお辞儀をする帝襟さんに私も倣ってお辞儀をする。顔を上げると、何やら帝襟さんが私の方を見て不思議そうな表情をするものだから首を傾げていると何やら意図が通じたらしい補助監督さんが言う。
「この度"ブルーロックプロジェクト"間、こちらで任務を受け持つことになっているAA準1級術師です。私はここで通常業務に戻りますので、あとの説明はA術師に」
「AA。よろしくお願いします」
「え、えぇ!? まさか、派遣される予定の呪術師っていうのが……」
「彼女です」
補助監督がそう言うと帝襟さんはあんぐりと口を開けて固まってしまった。
まさかこんな子供が、と言ったのは帝襟さんではなくこの"ブルーロックプロジェクト"の総責任者、絵心甚八だった。
薄暗いモニタールームに通された私は荷物を置くのも早々にモニターを見せつけられる。
「霊だ現象だなどと宣っている暇は我々にはないんでね。さっさと解決してお帰り頂きたい。君もこんな何も無いむさ苦しい場所にいるよりその方がずっといいでしょ?」
「まあ…………でも、ごめんなさい」
「は?」
「ここは、土地が悪すぎる」
モニターに映るそれぞれの部屋や空間には少なくとも1匹ずつは呪霊が蔓延るまさにホーンテッドマンション。事前に聞いてはいたもののここまで吹き溜まりになっているとはこれ如何に。一体何の上にこれを建てたのだろうかと思いつつも、土を掘り起こさないことには彼らも知らないだろうなと踏んで話には出さないでおいた。
改めて話を転換させる。
「呪術高専派遣の準1級呪術師、AA。本日付けでこのブルーロックの警備、警護を担当します。よろしくお願いいたします」
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タキタカ(プロフ) - 「へぇ。俺そういう映画とか見たことないから知らないや。というかさっきからオシャさん何ぼーっとしてんの?」 「……オシャ!!!」 「何!?!?」 〜「何て……??」ここで声出して笑いました。面白いです！ (9月17日 22時) (
レス) @page22 id: baee95592f (このIDを非表示/違反報告)
ことこと(プロフ) - ぐらす。さん» コメントありがとうございます！pixivの方でもお読みいただき光栄です。今後とも是非、よろしくお願いします！ (5月24日 9時) (レス) id: fe3705f0cd (このIDを非表示/違反報告)
ぐらす。(プロフ) - pixivでもこの作品見てました。やっぱり面白くて好きです。pixivのほうでも無理しない程度に頑張ってください！ (5月22日 17時) (レス) id: 6255010be3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことこと | 作成日時：2023年5月15日 18時
