クレオパトラも見惚れちゃう【SEVENTEEN ジョシュア】 (ページ26)

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マネ『本当に辞めるんだね。』

「うん。ま、もう二度と会えないわけじゃないんだしそんな顔しないでよ。」

目に涙をいっぱいに溜め込むマネージャー。

結局社長が折れてくれなかったので

私は退職する事になった。

「私はもう二度と表舞台に立つことは無いけどいつかまた会えるから。」

マネ『今までお疲れ様。』

初めてモデルになってから今まで

ずっと私を担当してくれていたマネージャー。

家族よりも私との時間を優先するくらい

仕事熱心だったよね。ジョシュアと付き合った時に

真っ先に報告したのもマネージャーだったし

マネージャーの結婚式で友人スピーチをしたのは私だった。

離れることは無いと思ってたけど

職場が変われば生活リズムはバラバラになる。

「結婚式来てよね。絶対友人スピーチさせるから。」

マネ『言われなくても勝手にマイク取るわよ。』

最後に抱き合ってお別れする。

事務所近くでタクシーに乗る時

事務所の3階から社長がこちらを見ていることに気付く。

見て見ぬふりしてタクシーに乗り込む。

「東京都✗✗区役所前まで。」

私とジョシュアはLAで入籍する事にしたが

アメリカの法律と日本の法律に基づき

日本での手続きを済ませて私は日本国籍のまま

ジョシュアの苗字を貰うことにした。

苗字を変える義務がないアメリカだが

苗字を変えたいと義母に伝えると泣いて喜んでくれた。

もちろん実の両親も承諾済み。

元アメリカ人(現在日本国籍)の祖父は自分は日本に

逃げてきたのにお前はアメリカに帰るのかと笑っていたが

私は日本の血が濃いので

アメリカに帰るというか行くになると思うのだが…

ジョシュア『アメリカで入籍するのにLAにあまり来れないのか…』

「仕方ないよ。地球の反対側だし。」

ジョシュア『Aは僕と韓国に来てくれるの？それともここに残る？』

「離れるとジョシュア面倒くさそうだから韓国行くよ。」

ジョシュア『有難いけど一言余計だね(笑)』

アメリカで家を購入し

それが落ち着いたら韓国に向かうと約束し

ジョシュアと離れ離れになる。

ジョシュア『絶対来てよ？』

「もう来たの？って言わせるくらいハイスピードで行くから。」

一週間ほどで韓国へ行ったら

もう来たの？とは言われなかったが

思ったより早かったけどずっと会いたかった

と言われた。