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[Aside]
テラス早く行こって言っちゃったけど
ここ、新校舎で虹がちょうど隠れちゃってる…
手すりから少し乗り出してみると、ちらっとだけ見えた。
『ちょっとだけ見えるよ』
あ「どこどこ？」
『ほら、あそこ』
あ「ほんまや」
振り向こうとした瞬間、
あきらくんの顔がぐっと近づいた。
…近い近い近い//
.
クラスメートでもないあきらくんが
こうやってちょこちょこお昼誘ってくれること。
…どういう意味か気づいてないわけではなかった。
.
ヒロ先輩を好きになってから他の誰も目に入らなくなったけど、
あきらくんはごく自然にすーっと、私の心の中に入ってきた。
.
「離して」とは言えず、話してほしいとも思えず…
目を逸らした。
あ「さっきより薄くなってるから、昼休み終わったら消えてそうやね」
『…そうだね』
あ「ねぇAちゃん」
『うん』
沈黙が流れて、
あきらくんはギュッて、後ろから優しく抱きしめた。
あ「昼ご飯、食べよう」
『…うん』
きっと、違うことを言おうとしたんだろうな。
.
続く (更新停止中)
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未央 - 続き楽しみにしています。 (2020年4月23日 5時) (
レス) id: 4de4b507ea (このIDを非表示/違反報告)
雪 - もも。さん» ありがとうございます！なるべく頑張りますね◎ (2017年11月18日 10時) (レス) id: 1eb3f54c83 (このIDを非表示/違反報告)
もも。 - いつも楽しんで読ませていただいてます！オーラル大好きなのでほんとに嬉しいです！！更新がんばってください！ (2017年11月10日 19時) (レス) id: dc5ef50ebf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2017年11月4日 12時
