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blue side
「流星くんっ」
ちょっと席を外して、戻ろうとしてたところで名前も分からんようなケバい女から声をかけられる。
取り敢えずスルーすればええやろ、って普通に通りすぎようとしたら腕を組まれた。
「お願いっ！ちょっとこっち来て？」
「すぐ終わんの？」
「うん！」
ほぼ引きずられるような形で、人気の少ないトイレ前の通路にまで連れて来られる。
「で、何？」
「流星くんさあ、なんで最近ダンサーの男の子にばっか話しかけるん？」
「……お前には関係ないやろ」
「何でそんなこと言うん？あたしは流星くんの事ずっと好きやのに！」
そこまで言うと、いきなり首ごと引き寄せられてキスをされる。
慌てて引き離して、何すんねんって言おうとして、誰かがいることに気づく。
顔を向けると、目を見開いて固まる智洋の顔。
やばい、弁解せなあかん、って名前を呼ぶけど時すでに遅し。
女を突き飛ばして、弾丸みたいに逃げ出した智洋を追っかける。
人の間を縫って、ぶつかってもお構い無しで。
「智洋っ!!!」
必死で追いかけて、外に出たところでやっと捕まえる。
「なあ、なんで逃げるんっ？」
「ごめ、あの、お邪魔したらあかんかなって、」
「別に邪魔も何もないし。あいつが勝手にキスしてきただけやから。……なあ？何でこっち見てくれへんの？」
こっちを向こうとしないから、どんな表情をしてるのかは全くわからない。
小さく震える肩を、無理矢理振り向かせた。
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きゃわ三郎(プロフ) - こたしげーーんさん» リクエストありがとうございました！リクエスト作品は移行先に上げさせて頂いてます！ (2017年1月28日 0時) (
レス) id: cc767306ab (このIDを非表示/違反報告)
こたしげーーん - いつも投稿楽しみにしてます！リクエストしてもいいですか？ しげ受けのツインに襲われるのが見たいです。よろしくお願いします！ (2017年1月24日 23時) (レス) id: 8279eb1872 (このIDを非表示/違反報告)
きゃわ三郎(プロフ) - むなつさん» ありがとうございます!!更新頑張ります…! (2017年1月22日 10時) (レス) id: cc767306ab (このIDを非表示/違反報告)
むなつ - りゅかみのお話見て泣きました。これからも頑張って下さい (2017年1月21日 23時) (レス) id: 5165405a7e (このIDを非表示/違反報告)
きゃわ三郎(プロフ) - ちこさん» ありがとうごさいます…!読んでいただけて嬉しいです! (2017年1月14日 15時) (レス) id: cc767306ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃわ三郎
| 作成日時：2017年1月7日 23時
