検索窓
今日:7 hit、昨日:16 hit、合計:496,980 hit

ページ11

blue side




照史くんの言葉通り、パフォーマンスが終わって暫くすると小柄な男の子がぴょこぴょことやって来て、同じように俺の隣のカウンター席に座った。



小柄な男の子…もとい神山くんが俺の顔を見てびっくりしたような顔をする。




「え、えと……藤井さん?ですっけ?」


「え、俺の名前知っとるん?」


「藤井さんここで有名やし、いっつもたくさんの人引き連れてるから嫌でも目立ちますよ」


そういってちょっと笑う神山くん。さっきまでのギラついてる感じとはうって変わって可愛らしさが滲み出る。


「ほんま?別に引き連れとるわけちゃうんけどな?あ、神山くんさっきのアクロバット凄かったな!」


「え、見てくれたんすか!ありがとうございます!…ん?俺名前言いましたっけ?」


「見てたよ、すごいな〜って思って。そんでそん時にバーテンダーに名前聞いてん。」


「あっ、そうなんですか!」


「おん、…あ、なんか頼む?」


「あ、俺お酒弱いんでウーロン茶で。」


お酒のめへんのや。可愛ええやん。





「なあ、なんて呼んだらええ?」

「え?あ、みんなからは大概神ちゃんって呼ばれますけどね。」


「んー、じゃあ、智洋!」


「へ?」


「みんなと一緒の呼び方嫌やし。あかん?」


「いや、ええですよ全然!」


「ほんま?ついでに俺の事も流星って呼んでや、年も変わらんやろうしタメでええよ」


「え、嘘!ふじ…流星いくつなん?」


「今年24になる」


「同い年やん!普通に年上かと思ってた…」


「結構年上に見られること多いねん」

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (253 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
594人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きゃわ三郎(プロフ) - こたしげーーんさん» リクエストありがとうございました!リクエスト作品は移行先に上げさせて頂いてます! (2017年1月28日 0時) (レス) id: cc767306ab (このIDを非表示/違反報告)
こたしげーーん - いつも投稿楽しみにしてます!リクエストしてもいいですか? しげ受けのツインに襲われるのが見たいです。よろしくお願いします! (2017年1月24日 23時) (レス) id: 8279eb1872 (このIDを非表示/違反報告)
きゃわ三郎(プロフ) - むなつさん» ありがとうございます!!更新頑張ります…! (2017年1月22日 10時) (レス) id: cc767306ab (このIDを非表示/違反報告)
むなつ - りゅかみのお話見て泣きました。これからも頑張って下さい (2017年1月21日 23時) (レス) id: 5165405a7e (このIDを非表示/違反報告)
きゃわ三郎(プロフ) - ちこさん» ありがとうごさいます…!読んでいただけて嬉しいです! (2017年1月14日 15時) (レス) id: cc767306ab (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きゃわ三郎 | 作成日時:2017年1月7日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。