勇気 ページ15
手塚｢橘。来てくれたんだな｣
｢うん、もちろん｣
手塚｢よし、集合！｣
手塚くんがみんなを集める
このなんか、手塚くんの合図でみんなが集まる感じ、なんとなく好きだな
青春って感じ
手塚｢朝も言った通り今日は橘に見学に来てもらっている。気を引き締めて練習に取り組むように｣
｢｢｢はい！｣｣｣
みんながそれぞれのテニスコートに入る
試合？かな
大石｢これからシングルスの練習試合をするんだ。みんな本当に個性的なテニスをするから見てて飽きないと思うよ｣
｢へぇ･･･｣
個性的といえば四天宝寺のテニス部もたまに見に行ってたけど、あそこもなかなかだったな
ｰｰｰｰ
･･･すごい
ボールがコートの横を通ったり、
サーブが消えたり相手の顔目掛けて跳ね上がったり･･･
青学って強いんだなぁ
本当、見てて飽きないかも
越前｢どうすか｣
｢あ、越前くん｣
周助くんとの試合が終わった越前くん
すごい試合だった
｢越前くん、周助くんの消えるサーブ返してたけど見えるの？｣
越前｢は？｣
｢っえ｣
あれ、なにかマズイこと言っただろうか
越前くんの顔が明らかに不機嫌になった
越前｢･･･何その呼び方｣
｢あ、さっきそう呼んでって･･･言われたから｣
越前｢なんかムカつく｣
む、ムカつくとは
越前｢俺リョーマすよ｣
｢あ、うん？ちゃんと覚えたよ｣
越前｢･･･俺も、リョーマって呼んでって言ってるんすよ｣
｢え、｣
越前｢じゃ、次の試合行くんで｣
え、ええ
なにあれ
ちょっと可愛い？とか思ってしまった
ｰｰｰｰ
？｢お、お前さんがAだね｣
｢あ、こんにちは･･･？｣
みんなの試合を真面目に見ていたら不意に後ろから名前を呼ばれる
振り返ると、先生、かな？
？｢私はテニス部顧問の竜崎スミレだ。手塚から話は全部聞いてるよ｣
全部？全部ってことは･･･
竜崎｢もちろん、男が苦手だってことも｣
｢そう、ですか･･･｣
竜崎｢なに、そんなに気にすることじゃないよ。Aはテニスを楽しそうに見てる。それだけで十分さ｣
｢･･･務まるん、でしょうか。こんな私で｣
どうしても考えてしまう
最後までやり遂げられるのか、
みんなを支えるマネージャーになれるのか
竜崎｢それはあいつらが決めることさ。私も適任だと思ってる。必要なのは、お前さんの勇気だけだよ｣
･･･勇気、か
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 160人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「テニスの王子様」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
MOMO(プロフ) - とても面白いです！これからも頑張って下さい。 (2022年10月25日 16時) (
レス) @page32 id: 086efc5a74 (このIDを非表示/違反報告)
牧(プロフ) - 毎日の楽しみです！財前とこれからどうなるのかもワクワクですね！ (2022年9月4日 17時) (レス) id: 0d6f1959a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なち | 作成日時：2022年7月13日 22時
