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一歩先には 美月ちゃん ページ45

貴方side

『今日のゲストは、乃木坂46の山下美月さん!』

テレビから聞こえてきたのは
懐かしい名前とキラキラした方

母「美月ちゃん昔から美人だったけど、ますます綺麗になったね」

貴「うん」

母「Aも乃木坂入ればよかったのに」

貴「むりむり書類で落ちるから」

母「分かんないわよ!幼馴染枠とかで」

貴「何言ってんの笑 こっちは車椅子なんだけど」

ベットに入ると
さっき母が言った言葉を思い出す

小さい頃からお隣さんで
年も2つ違いだったからよく遊んでもらってた

貴「私もやる!!」

「Aは飽き性でしょ〜」

貴「ちゃんとやる!!美月ちゃんとやるのー!!」

泣いてお願いしたんだっけ

泣き叫んだおかげか、色んな習い事をさせてもらった

いつもあの人の背中を追いかけて

幼少期に色んな習い事をして、バレーボールが得意だと分かった

学校も全部追いかけたなぁ
ちょうど部活も強いところだった

貴「美月ちゃん!!今度の試合見にきてくれる?」

いつものように聞いた
来てくれるのが当たり前かのように

でも、
山「、うん。」

いつもとは違う
そんな気がしたのは一瞬で

山「頑張ってね、いっぱい点とってよ」

貴「まずはスタメン入れるかなんだけどね〜笑」

山「Aなら絶対スタメンだよ」

なんだ、いつも通りだ

一瞬だけ間があったのは、気のせいだろう
そう思ってたのに

あの日、最後の試合に美月ちゃんは来てくれなかった

そのこともショックだったし、試合に負けたこともショックだった
敗因は私が決めきれなかったから

重い気持ちを抱えたまま通学し
私は事故にあった

今思えば、どんだけ落ち込んでたんだって話だけど笑

周りが見えてなくて、車に轢かれ
長い間入院していた

そしてその間に美月ちゃんとは離れてしまった

そしていつの間にか
乃木坂、モデル、女優と色んな肩書を持っていて
見た目も、どんどん綺麗になって

完全に芸能人になった


貴「幼馴染、、なんて言えないな笑」

今の自分と比べると雲泥の差だ
幼馴染なんて絶対に言えない

忘れる、全く別世界の人、これに尽きると目を瞑った


翌朝
貴「おはよう」

母「おはよう。今日はどこか行くの?」

貴「うん。ちょっと気分転換してくる」

母「気をつけていってらっしゃい」

貴「うん。」

外は晴れてて気持ちがいい

走ったら気持ちがいいんだろうな

貴「よし、」

気持ちを切り替えて車椅子のタイヤを回した

あの時の事故で、私は歩くのが難しくなった。

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設定タグ:日向坂46 , 乃木坂46 , 櫻坂46   
作品ジャンル:タレント
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0 - 櫻坂46 3期生の小説がみたいです! 夢主ありでお願いします。 (9月7日 23時) (レス) id: 1e8815c1ca (このIDを非表示/違反報告)
かに - 小坂菜緒ちゃんでR18書いてほしいです (8月28日 8時) (レス) id: bacacdca38 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 処置をしてもらってから何日か後に目を覚ましてまた無理をしたとメンバーに怒られる的なのが見たいです。 (8月13日 0時) (レス) id: e21041e83c (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - shipwreckの続きでまた何作か後に船でも撮影になって、乗る時とかみんながそばにいてくれて息は荒いけどなんとか撮影場所まで着いて撮影したけど終わった途端に力が抜けて、フラッシュバックで過呼吸になってしまい、そのまま意識がなくなって港に着いてから病院に行き (8月13日 0時) (レス) id: e21041e83c (このIDを非表示/違反報告)
さな - 最前列へIX?のこさかなの「あの頃」って続き書けますか? (7月17日 23時) (レス) id: 1e8815c1ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゅう | 作成日時:2023年3月30日 23時

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