最前列へXIV

かぜっぴき　まいやん ページ42

白石side

アラームで目が覚めた
白「んー、アラームうるさい」

体を起こしてアラームを止める

隣ではまだ寝てるA、、

白「A、朝だよ」

貴「ん、、おはよう」

白「おはよ。パン焼いとくから、Aは顔洗ってきな〜」

貴「うん。」

忙しい朝だけど、夜帰ってからの方がもっとめんどくさいから、洗濯もやっとかないと

パンを焼いて、卵焼き作って、、ってやってんのに

白「Aー！起きて〜！遅刻するよー！？」

貴「、、起きた」

白「パン焼けてるから、ぱぱっと食べちゃいな」

貴「ありがと」

洗濯物回して、着替えて、、


なんて、色々やってたらあっという間に時間は過ぎる

リビングに戻ると

白「へ？まだ食べてるの？食欲ない？」

貴「んーん。ちょっと目が冷めてないだけ、大丈夫」

白「ほんと？」
とりあえず、おでこを触るも平熱そう

白「体調悪かったらちゃんと言って、休むんだよ」

貴「大丈夫だって」

マネさんからかな、電話が鳴った

貴「洗濯干しとくよ。行ってらっしゃい」

白「ありがと。行ってきます」

貴「ん。」

行ってきますのキスなんてベタかもしれないけど
これで私は１日頑張れる


貴方side

なんとなく朝から頭が痛かった
この前、土砂降りの雨の中帰ったからかな

ソファーで寝てたら飛鳥が声をかけてきた

飛「A、体調悪い？」

貴「え？全然」

飛「しーさんしってんの？」

貴「だから悪くないって」

飛「お弁当食べてないじゃん」

貴「撮影のために絞ってんの」

飛「じゃあ熱計って」

貴「ないってば」

飛「じゃあ、飲み物買うから着いてきて」

貴「1人で行ってきなよ」

飛「いつもなら着いてきてくれるのに、やっぱり体調悪いんだ」

貴「はぁ、うるさいなぁ」

立ち上がったけど、やっぱりフラフラする

飛「行くよ」


貴「てか梅もいるなら2人で行けば良いじゃん」

梅「Aさんも喉乾いてますよね？」

飛「いつも恒例じゃんね」

確かに、この収録の前に3人で自販機まで行くのは恒例なんだけど

すぐそこの距離なのに今日は長く感じる

何かに寄っ掛かりたい、、
体が重い、、

貴「あ、」

梅「Aさん！」

飛「いわんこっちゃない」

貴「へーき、、」

飛「はぁ、梅いてよかったわ」

梅「Aさん、ちょっとだけ頑張ってください」

梅に捕まって、おんぶしてもらった

あー、大丈夫なはずだったんだけど

麻衣ちゃんに知られたら迷惑かけちゃうな

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