最前列へXIV

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ベットに入ってもAはまだあったかくて
顔も赤い

貴「なんか変なのー、ずっとかっきーがいる」

賀「今日は一日中一緒だったからねー笑 寝てる時しんどくなったらすぐ起こしてね」

貴「だいじょーぶ」

賀「冗談抜きで、ほんとに起こしてよ？」

貴「分かった笑 かっきーは優しいなー」

賀「普通だよ」

貴「ううん。オーディションの時から優しかったよ。かっきーは絶対受かると思ってた」

賀「えー？なんかしたっけ？」

貴「うん。あの時完全に空気に飲まれてて、心臓バクバクだったの。でもかっきーが、話しかけてくれて、一生に頑張ろうねってチョコくれた」

賀「あったねー笑 ちょうど目があったんだよね」

貴「そうそう、その時からっ、ケホッケホッ」

賀「ごめん話しすぎたね。そろそろ寝よっか」

貴「ううん。寝る〜」

賀「もう一回言うけど、しんどくなったら起こしてね」

貴「分かったよ。おやすみ〜」

賀「おやすみ〜」


賀喜side

夜中に目が覚めて隣を見るとAはちゃんと寝てた

おでこを触ってみるけど、まだ熱い

冷ピタ変えたいけど、起こしちゃうかな

賀「ちょっと変えるよ〜」

貴「んっ、かっきー？」

賀「ごめん、起こしちゃったね。冷ピタ変えようと思って」

貴「冷たくて気持ち〜」

賀「まだ熱いね〜。水飲む？」

貴「飲みたいかも」

熱を測るもやっぱりまだ高くて

貴「かっきーずっと起きてたの？」

賀「ううん。寝てたよ。けどなんか起きちゃって」

貴「かっきーはしんどくない？」

賀「私は大丈夫だよ。Aは？はいお水」

貴「よかった。ちょっと頭痛いくらい、ありがと。」

賀「早く治るといいんだけど」

貴「一個お願いしてもいい？」

賀「ん？」

貴「手繋いで」

賀「へ？」

貴「そうしたら治る気がする」

無事にアイドルスマイルにやられたかっきーは、変なスイッチ入っちゃって一睡もできませんでした

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