最前列へXIV

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2人はすごく優しくて、さくちゃんは背中を撫でてくれて
かっきーはずっと手を握ってくれてるし

貴「最近、自分の感情がよく分かんなくなって。勝手に嫉妬したり、もう卒業しようかなって考えたり」

遠「え、なんで？？」

賀「焦らずさ、ゆっくり考えようよ」

貴「だって、、2人はすごいけど、私は全然ダメで」

遠賀「そんなことない！！」

貴「あるよ。まだ選抜に選ばれたこともないし、みんなみたいに特別できることもないし、」

賀「そんなことないよ！Aは可愛いし歌も上手いし、ダンスだって上手で色んなポジションも覚えてるじゃん」

遠「そうだよ！Aは特別だよ」

貴「私はなにも。」

賀「嫉妬は、何に嫉妬しちゃってるの？」

5期生、、なんて言ったら2人にも嫌われちゃうかもしれない


賀喜side

やっぱり抱え込んでたんだな
泣きだすAだけど、嫉妬のことをいうともっと涙が出てきて、眉毛が下がった

賀「我慢しなくていいよ」

貴「私最低だからっ、、気持ち悪いし」

遠「そんなことないよ。笑 ネガティブになりすぎるだよ」

貴「だって、、っ、5期生に嫉妬してるもん」

遠賀「え？」

貴「」

賀「なんでよ〜笑」

貴「ファンの人も、かっきーも5期生ばっかり、」

賀「そんなことないよ！」

遠「あー、Aは寂しかったんだ」

賀「そんなことないよ！Aも大好きだよ」

貴「でも5期生の方がすごいもん、可愛いもん」

賀「Aも可愛いよ」

貴「でも選抜じゃないっ、、だからっ、話せなかった」

遠「そんなのに気しないでよ、私たち同期だよ」

賀「そうだよ。避けられてから私こそ寂しかったんだからね〜」

貴「嘘だ〜」

遠「ふふ、かっきー5期生に囲まれてニヤニヤしてたもんねー」

賀「さくちゃん、そんなことないよ」

貴「してたぁ」

賀「ええ、じゃあ今度からは避けないで隣にいてくれる？」

遠「Aがニヤニヤさせればいいんだよ笑」

貴「できない、、」

遠「大丈夫。かっきー見て」

ようやく顔を見せてくれたAの鼻は赤くなってて、目はうるうるしてるし、、可愛い

泣き顔見ていうのもあれだけど、、可愛いしなんか泣き顔がいい

遠「あっ、ちょっとやばいスイッチ入ってそう。おいで」

なんてさくちゃんに取られた

貴「ふふ、さくちゃん助けて笑」

賀「なんでよー！こっちおいでよ」

貴「きゃー」

いつも通りに戻ったし、やっぱり誘ってよかった

これからもたくさん可愛がるからねー！！

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