最前列へXII

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遠「もう一回聞くけど、付き合ってないのにしたの？」

貴「付き合って、、ない、と思う。向こうの立場とか、あるし、、」

遠「生徒と関係を持つ先生が立場とか言えないでしょ」

貴「、、それはそうだけど」

なんでその人のことを庇うのかわかんない


遠「その時からAは変わってないんだね」

貴「そんなことないよ」

遠「押されたら断れないくせに」

貴「ちゃんと断れるよ！」

遠「ふーん。」

貴「本当だよ！この前だって与田さんにご飯いこって言われて、けどその日さくらとお泊まりだったから断ったし、あとは、るんちゃんのも予定ずらしてもらったし、あとは保乃ちゃんとも遊びたかったけど〜」

なんて聞いてないことがどんどん出てくる

遠「」

貴「ねえ、聞いてる？」

遠「聞いてる。Aが押しに弱くて流されちゃうとか、色んな人にお誘いもらってるとか」

貴「だからちゃんと断ってるって」

最初は恥ずかしがってたAだけど
最近は膝の上に座ってくるのも慣れてきたみたい

遠「別に、ご飯とか遊びに行くのは良いよ」

貴「え？いいの？」

遠「いいよ。そのかわり隠さず、ちゃんと教えて」

貴「教える教える！でも、ほんとにいいの？」

遠「いいよ、泊まりはちょっと人によるけど、ご飯とかならどうぞ」

貴「へー、ダメかと思ってた」

遠「そんなに重くないよ笑 それに」

貴「それに？」

遠「Aが見てるのは私だけでしょ？」

わざと音を立ててキスをすると

顔を真っ赤にするから、まだまだ可愛いいなぁ
恥ずかしいのか離れようとするから
腰のところで腕を組んで降りれないようにする

貴「ちょっと、降りたい」

遠「だめ笑」

いい雰囲気で、このまま続けようとしたのに

ぐぅ〜〜

貴「あっ、」

Aのお腹がなって2人して笑う

遠「ちょっと笑笑」

貴「だってお腹空いたんだもん笑」

遠「じゃあ、ご飯頼もっか」

適当にウーバーイーツで頼んで、今度はAの上にのる

遠「ご飯来るまで、一回だけしよ」

推しに弱いAは、まんまと流されてくれたのでした

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