10 ページ10
*〜
20分程経ち、Aが気になりシャーペンが進まずにいた
テキストの問題文を読むにも、計算するにも何もかもにイライラして溜息を何度も吐いた
とうとう、俺の集中力は限界に達したのだ
そっとベビーベッドに近づき覗いてみる
どうやらA姫は深い夢の中のようだ
勝己「あー、いい。きもちー」
頬をそっとつついたり撫でていく
指が沈んでいくこの柔らかさがたまんねぇ
Aの眉間に皺が寄り、起こしそうになったためすぐに指を離した
Aを眺めることができただけで満たされたのか
再度勉強に取り掛かろうとやる気が出る
元の位置に戻ろうと歩き出すと
勝己「ってぇ！……はっ…！」
机の角に膝をぶつけ、声をあげてしまった
音を立てずに動くことに意識しすぎて足元を見ていなかったのだ
しかもガツンとかなりでかい音なったぞ今。
つか、クソ痛ぇ……
絶対ぇ起こしちまった、いや起きた
泣くか……？泣くよな…？これは……！
A「っふぇ……っふぇぇぇん、…ぇふぇぇぇぇえん……！」
あぁ、、泣いちまったァ…！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 459人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
結愛 - この作品可尊いの塊なん？ (2023年2月23日 23時) (レス) @page11 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りばり | 作成日時：2022年1月30日 22時
