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*〜
今日から職場体験
家を1週間離れることになった
玄関で靴を履いているといつものようにAが駆け寄ってくる
A「にぃにー！」
勝己「いってくるな。いい子にしてろよ」
いつもは行ってきますのキスをし頭を撫でてやれば
ご機嫌にリビングに戻っていくが、今日は違った
俺の手元には大きめの荷物、Aにとっちゃ見慣れねぇヒーロースーツのケース
Aはそれらを見つめていた
明らかに俺がしばらく帰って来ないことに気づいている
勝己「んじゃ、行ってくる」
家を出ようとすると
A「っ……ぅぅぅう……にぃにぃぃぃぃぃぃぃぃ！」
大泣き出ししがみついてき制服に顔を擦り付けられ鼻水が糸を引いていた
勝己「ちょっ、鼻水っ！」
母「あらあら！やはり気づいちまったかぁ。勝己、駅まで送ってやるからAを車に乗せておいて」
ババアから車の鍵を受け取り、荷物とAを乗せる
勝己「駅までは一緒だぞ。それからは我慢できるか？」
A「……」
元気な返事はなくムスッとした顔をしているが
素直に首を縦に振る妹は聞き分けがいい
母「おまたせー、」
・
切島「よぉ！爆豪……って、その子が妹か？！」
勝己「うっせぇ！黙れクソ髪ぃ！」
遡ること数分前
母「着いたわ！行ってらっしゃい！」
勝己「いってくるな。A、今度は泣くなよ」
今日2度目のいってきますのキスをする
車のドアを開け出ようとすると
A「やぁぁあああ！……ややぁぁぁ！、にぃにぃ！」
車内にはAに高い泣き声が響き耳が痛い
母「最終手段ね。A、にぃにが新幹線に乗るの見送ろうか！勝己、改札通るまで一緒にいてあげて？1週間も会えないんだもの、1歳のにぃにっ子にはきついわ」
勝己「ちょっ、ババア！っざけんな！」
Aのためと思うと拒絶は出来なかった
俺はAを抱えて渋々集合場所に行くことにした
で、今に至る
クラスの奴らが駅に集合するっつーのに
いかにも兄貴やってますって感じ出したくねぇんだよな
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (3月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
結愛 - この作品可尊いの塊なん？ (2023年2月23日 23時) (レス) @page11 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りばり | 作成日時：2022年1月30日 22時
