検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:1,923 hit

4話 未来予知2 ページ5

『多分、そう。』

「…なんのアリスだよ。」

黒髪の子は警戒しているようだった。

心配しなくても、味方っぽいし何も危害は加えないよ。

『…時間停止。』

もう1つは…言わなくていいか。

「…なるほどな。お前、ここの大人には気をつけろよ。」

あら、警告をどうもありがとう。

『そう、だね。少なくとも信用はするべきじゃないだろうね…。』


少し静かな時間が流れた。

『で…君らは?私名乗ったんだし、名前くらい教えてくれてもいいでしょう?』

すると金髪の方の子が

「乃木、流架。…こっちは棗、日向棗。」

と、紹介してくれた。

『ルカと棗ね、よろしく。私のことはAでいいよ。』

ルカ、棗…いい名前だ。

この人たちなら信用していい気がする。

勘だけどね。

「よろしくね。」

ルカは天使のようなほほえみでよろしくと言ってくれた。

棗はそっぽ向いたまま口を閉ざしている。

視線の先には外壁が見えた。

外と内を繋ぐ、多分結界付きの壁。

『君らはなんでこんなところにいるの?授業は?』

「サボり。」

あらやだ棗、反抗期かな。

「あの教室は…この学園は窮屈だから…」

『ルカはもサボりなのね…。』

それから少し話していると、棗が衝撃的なことを口にした。

5話 未来予知3→←3話 未来予知



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:学園アリス , 女主 , 棗、ルカ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おゆゆ | 作成日時:2020年9月15日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。