ホー駄【はじまり】 ページ2
腐要素ほとんどないです。
ホー駄のそれっぽい絡みが見たいので書きました()
駄作視点です。
いつもの放課後、特にやることもないので誰もいない図書室で本を読む。
この前買った評判の悪いミステリー小説。
ペラ…と1ページ目を開いたとたん、図書室のドアが突然ガラッと開いた。
「あれ、誰かいる?」
最悪だ。
この声は同じクラスのシャー田一ホー助か…
自分の事を名探偵だとか言ってるが、思考が犯人っぽくてどこか変なやつでなるべく関わりたくない人物である。ロクな奴じゃないとは分かっていたが、ヤバそうな奴ほど興味が向いてしまう性だから気になってしまう。
「あ、もしかして駄作くん?」
「そうだけど…ここに何しにきたんだ」
「この本返しにきただけですよ!」
「それは…」
シャーロックホームズのスピンオフ作品か…今でもたくさんのスピンオフが書かれているが、あいつも意外とマイナーな所を読むんだな…
「あ!駄作くんが読んでるやつ、最近発売されたやつですよね?評判結構悪いやつ!」
「お前、知ってるのか」
「探偵ものは一網打尽にしてますから!」
「その話、全然ストーリーが練られてないし、しかも突然終わるから面白くなかったんですよね〜」
「そう、それに登場人物が多すぎて情報量がすごいことになってるらしいしな」
「楽しそうな顔ですね!」
「駄作って、面白いんですか?」
「面白くはない。だけど、好きだ」
「こういう話をし会える人、名作くん以来です!」
と楽しそうに満面の笑みを見せた。
「駄作くん!僕のこと”ホー助”って名前で呼んでください!」
「じゃあお前も、敬語使わなくていい。なんか、変な感じするから」
「やったー!!」
『楽しい』と思ってしまったのは、気のせいだろうか。
「一緒に帰る?」
「…それは断る」
「えぇ〜!!」
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そういえば皆さん、明けましておめでとうございます!!
正月っぽい話も書きたいな〜と思っているところです。
それにしても文才がねぇww
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作者名:コンブチャ | 作成日時:2022年12月30日 17時