ずっと側に HC ページ23
「・・・チゲが良いです。」
「えっ？」
Aの予想外な言葉に
思わず聞き返す。
「久しぶりに美味しいチゲが食べたいです。オッパ。」
そう言ってAは
顔を上げて
恥ずかしそうに微笑んだ。
ずっと泣きそうだったAの笑顔に
ぐっと目の奥が熱くなって
思わず顔を背ける。
ーーーいつだって俺は
Aの笑顔に救われてきた。
俺はあまり気が長い方ではないから、
小さいことですぐに機嫌を損ねて
周りに当たり散らかすことが多々あった。
そんなときでも
Aが、
「オッパ、どうしたの。」
と、微笑みながら
俺の顔を覗き込んでくれれば
大抵のことはどうでもよくなった。
Aの笑顔を見れば
心が満たされて、
不安や怒りや寂しさも一掃される。
・・・あぁ。
俺はずっとこの笑顔に会いたかったんだ。
またこうして側にいられるなら、
もう離れたくない。
もうどこに行くこともなく
俺の側で笑っていてほしい。
そう思った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴぱ(プロフ) - まおさん» まおさんありがとうございます(*^^*) なかなか書きたいことがうまく表現できずもどかしいですが、更新がんばります！ (2012年10月10日 10時) (
レス) id: 7311d8c098 (このIDを非表示/違反報告)
まお - この話し好きです（≧∇≦） 更新頑張ってください！ファイティング＼(^o^)／ (2012年10月9日 1時) (レス) id: 795b965595 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴぱ | 作成日時：2012年10月8日 2時
