0日目 ページ2
♡
『 あんたって..、ほんと、サイテー.. 』
「 勝手に言っとけ。
俺はお前が暑苦しかったんだよ。 」
『 勝手にする!!
あんたなんか嫌いだもん.. 』
この溢れて止まらない涙が答えなのは分かってる。
少しくらい、言い訳させてよ。
私はぐしゃっ と地面に崩れ落ちた。
そして、ただ何も言わずに、どんどん小さくなっていく
あの人の背中を見ているだけだった。
--
「 あの..、大丈夫ですか? 」
『 え.. 』
気づけば、さっきよりも断然真っ暗で
大きい雨粒が、何度も何度も、私の体を攻撃していた。
『 あ、あはは..。
すいません、ボーッとしてて..。 』
私がそう言って笑うと、その人は、自分の使っていた傘を
私に渡した。
暗くてあまり見えなかったけど、どこか見覚えのある顔だった。
「 これ、使ってください 」
『 え、そんな――
あれ? 』
その人は、あっという間に 暗闇に消えてしまった。
ただ、一つの物を落として。
『 レンタル彼氏..、赤葦京治..? 』
*
--
私「赤葦さん以上に素敵なもんとかあるわけ無いやん!」
(※赤葦さん以上に素敵な物とかあるわけないよ!)
友「じゃあその赤葦っちゆう奴と狼とかワニとか蛇とか、どっちが好きなん?」
(※じゃあその赤葦って言う人と狼等、どっちが好きなの?)」
私「あ、えっと、あぁぁ..
あっ、狼の耳はやした赤葦さんとかカッコイイっちゃけん!!」
(※あっ、狼の耳はやした赤葦さんとかカッコイイよ!)
ってなります。
作者福岡県の田舎住みなので、方言がぶっ飛びます。
「背負う」のことを方言で「からう」って言ってたんですけど、
「背負う」と「からう」は、最近まで標準語と思っていました(´・ω・`)
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作者名:於菟露 | 作成日時:2015年5月6日 18時