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0日目 ページ2






 





『 あんたって..、ほんと、サイテー.. 』



「 勝手に言っとけ。

俺はお前が暑苦しかったんだよ。 」


『 勝手にする!!

あんたなんか嫌いだもん.. 』




 




この溢れて止まらない涙が答えなのは分かってる。



少しくらい、言い訳させてよ。




私はぐしゃっ と地面に崩れ落ちた。


そして、ただ何も言わずに、どんどん小さくなっていく

あの人の背中を見ているだけだった。




 





 





--





「 あの..、大丈夫ですか? 」



『 え.. 』





 




気づけば、さっきよりも断然真っ暗で


大きい雨粒が、何度も何度も、私の体を攻撃していた。






 




『 あ、あはは..。



すいません、ボーッとしてて..。 』




 





私がそう言って笑うと、その人は、自分の使っていた傘を


私に渡した。



暗くてあまり見えなかったけど、どこか見覚えのある顔だった。






 






「 これ、使ってください 」




『 え、そんな――


あれ? 』






 






その人は、あっという間に 暗闇に消えてしまった。




ただ、一つの物を落として。





 





 






 




 





 






 





『 レンタル彼氏..、赤葦京治..? 』






*




--




 



私「赤葦さん以上に素敵なもんとかあるわけ無いやん!」
(※赤葦さん以上に素敵な物とかあるわけないよ!)

友「じゃあその赤葦っちゆう奴と狼とかワニとか蛇とか、どっちが好きなん?」
(※じゃあその赤葦って言う人と狼等、どっちが好きなの?)」

私「あ、えっと、あぁぁ..

あっ、狼の耳はやした赤葦さんとかカッコイイっちゃけん!!」
(※あっ、狼の耳はやした赤葦さんとかカッコイイよ!)



ってなります。


作者福岡県の田舎住みなので、方言がぶっ飛びます。


「背負う」のことを方言で「からう」って言ってたんですけど、

「背負う」と「からう」は、最近まで標準語と思っていました(´・ω・`)

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作者名:於菟露 | 作成日時:2015年5月6日 18時

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