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4 百花side 授業中 校舎裏 ページ4
「ねえ廉、もうちょっとサボろうよ。」
廉「いや、もう行くわ。」
保健室の窓の方に目を向けるとAちゃんとその彼氏の平野くんがいた。
Aちゃんは平野くんに体を預けてウトウトしていた。
なんとなく、意地悪したくなった。
「Aちゃん、あんな風に甘えたりするんだね。」
廉「....ふうん。」
顔色ひとつ変えずに返したその返事はあまりにも素っ気なくて、こっちも切なくなるような変な気持ちだった。
「...教室、戻ろっか。」
無意味だとわかっているのに傷つけたくなる、
そして自分が何をしても無意味なのだと何度も思い知らされる。
そんなことを繰り返す自分が惨めで、悔しくて、
いっそ壊せたら、なんて思う。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
....わかんないよ、廉の本当の気持ち。
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mika(プロフ) - 平野 廉さん» コメありがとうございます！作者も切ないのが好きなのでがっつり切ない系になる予定です！！ (2016年4月10日 23時) (
レス) id: f470acfcb8 (このIDを非表示/違反報告)
平野 廉 - こうゆー切ない系待ってました！完結するまで読み続けますね♪ (2016年4月9日 21時) (レス) id: 34b976fcea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mika x他1人 | 作成日時：2016年4月3日 17時
